5m超の巨大軍艦が出た! 日産新型「アルマダ」迫力デザインに一新!
日産の北米法人は、大型3列シートSUV「アルマダ」の新型モデルを初公開しました。新型アルマダは、どのようなところが進化しているのでしょうか。
巨大SUV「アルマダ」の新型モデルとは?
「NISSAN NEXT」と呼ばれる事業構造改革計画において、多数の新型車を投入する計画を掲げる日産ですが、北米で「アルマダ」の新型モデルが初公開されました。
現行モデルのアルマダは、2016年にフルモデルチェンジした2代目モデルで、中東で販売されている「パトロール」をベースに開発された3列シートの大型SUVです。
アルマダとは、スペイン語やポルトガル語で「軍艦」を意味する言葉で、その名の通り、全長約5306mm×全幅約2029mm×全高約1925mmという迫力満点の巨大ボディの持ち主です。
今回初公開された新型アルマダ 2021年モデルでは、内外装のデザインが変更されました。
外観のデザインは、グリルやボンネット、フロントフェンダー、前後バンパーなど、新たなデザインに一新。
新形状のLEDヘッドランプとテールランプも採用され、本格四駆にふさわしい頑丈さと高級感を両立したエクステリアを実現しています。
なお北米では、このアルマダが、日産の新しいロゴを採用した最初のモデルになるようです。
内装のデザインも一新。従来モデルよりもシンプルでありながら、クラス最大の12.3インチカラータッチスクリーンディスプレイやセンターコンソールの各種操作スイッチをスッキリとまとめることで、先進的でスタイリッシュな印象です。
なお、Apple CarPlayとWi-Fiなどが標準装備されるなど、最新の機能も取り入れられました。
パワートレインは、実績のある5.6リッターV型8気筒エンジンに、7速ATを組み合わせ、クラス最高の400hpと8500ポンドの最大牽引力も備えています。
なお、サスペンションは、前後独立ダブルウィッシュボーンサスペンションを搭載しました。
新型アルマダのグレードは、「SV」「SL」「プラチナ」の3つが用意され、駆動方式は2WDと4WDを選択できます。なお、後日、「S」グレードも設定される予定です。
4WD車には、オート/4HI/4LOモードを備えた先進のオート4WDシステムを標準装備。
2021年モデルでは、「SV」「SL」「プラチナ」にトレーラーブレーキコントローラー(トーヒッチレシーバー付)を追加しています。
また、ふらつきを防止するトレーラースウェイコントロールを「SL」「プラチナ」に標準装備されました。
また、2021年モデルでは、内外装にさまざまな特別装備を施した「ミッドナイト・エディション・パッケージ」も用意され、SLに設定されます。
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今回、新型アルマダと同時にコンパクトSUV「キックス」の新型モデルも公開されました。
北米日産の米国チーフマーケティングオフィサーであるアリソン・ウィザースプーン氏は、「NISSAN NEXTでは、私たちは日産を再創造し、お客さまにとって最高のビジネスと商品を目指しています。新型アルマダとキックスは、スタイルや安全性、性能、機能を備えており、高い期待を持つお客さまをも魅了することでしょう」と、新型モデルにかける意気込みをコメント。
なお、北米では20か月の間に10台の新車が発表され、2021年末までに6台の新型車が投入されます。
今回公開された2モデルもこの計画に含まれており、新型アルマダは2021年1月、新型キックスは同年2月に発売される予定になっています。
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