トップ3を独占!? 爆売れ「N-BOX」も入る「軽スーパーハイトワゴン」の競争とは
全国軽自動車協会連合会は、2020年11月度の軽四輪車通称名別販売台数を12月4日に発表しました。トップ3を独占した軽スーパーハイトワゴンとは、いったいどんなカテゴリなのでしょうか。
近年の軽自動車市場で人気の軽スーパーハイトワゴン
全国軽自動車協会連合会は、2020年11月度の軽四輪車通称名別販売台数(車種名別販売台数)を12月4日に発表しました。首位は、1万5685台を販売したホンダ「N-BOX」が獲得しています。
N-BOXは現行モデルとなる2代目が2017年に登場。2020年12月24日には2代目で初となるマイナーチェンジモデルが発表される予定ですが、発売から3年が経った現在も販売ランキング首位の定番として位置するなど、好調な売り上げを記録しています。
2位はスズキ「スペーシア」、3位はダイハツ「タント」がランクインしていますが、N-BOXを含めこれらのモデルに共通するのは、軽スーパーハイトワゴンというカテゴリに含まれていることです。
軽スーパーハイトワゴンに明確な定義はないものの、全高1700mm以上の背が高いボディと後席両側スライドドアを採用していることや、居住性が最大限に高められた室内などが特徴となっています。
一般的にセカンドカーとして使われるイメージの強い軽自動車ですが、軽スーパーハイトワゴンはファミリー層のファーストカーとしての使用にも耐えうる設計となっており、幅広い層からの人気を獲得。
そうしたなかで競合車と比べてより魅力的な製品となるよう、さまざまな自動車メーカーが独自の装備や技術を搭載し、差別化を図っている状況です。
それではここでクイズです。
助手席側のピラー(柱)がなく、開口部の広い「ミラクルオープンドア」を搭載した軽自動車は次のうちどれでしょうか。
【1】N-BOX
【2】スペーシア
【3】タント
※ ※ ※
正解は【3】のタントです。
タントは、助手席側の前後ドア間にある柱をフロントドア後部とスライドドア前部に内蔵。これにより、前後ドアを開け放ったときの開口幅は1490mmを確保。助手席のロングスライド機能とあわせて、優れた乗降性と使い勝手を実現しました。
一方、N-BOXはタントと同じく助手席のロングスライド機能が用意されているほか、ホンダのミニバンにも迫る高い内装の質感が特徴となっています。
またスペーシアは標準モデルとカスタムモデル(スペーシアカスタム)に加え、SUVルックの「スペーシアギア」を用意している点が特徴です。
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