生産終了は「マークX」で終わらない! オジサンがっかりな車3選

トヨタ「マークX」はマークIIから長い歴史のある同社を代表するクルマでしたが、2019年に生産終了となりました。今回は、オジサン世代が生産終了にがっかりしたクルマを紹介します。

昔、乗っていたオジサンも多い? あのミニバン。

●トヨタ「エスティマ」

 かつてミニバンは、1BOXタイプの商用車をベースとしたモデルから始まりました。

 そうしたなかで、トヨタ「エスティマ」が1990年に発売されました。丸みをおびたスタイルから、トヨタは「天才タマゴ」というキャッチコピーで宣伝するなど、スタイリッシュなミニバンとして話題となったのです。

 3列シートの7人乗りで、エンジンを前席下付近に配置したミッドシップ・リアドライブ(MR)とすることで、フラットな室内を実現するなど、先進的なミニバンでした。

エスティマ30年の歴史では、若かりし頃に乗った人も居たのでは?
エスティマ30年の歴史では、若かりし頃に乗った人も居たのでは?

 しかし、販売台数では後発のホンダ「オデッセイ」のほうが勝り、2000年発売の2代目ではオーソドックスなFFとなります。

 そして、2006年に現行モデルの3代目にモデルチェンジすると、その後何度かの改良が重ねられました。

 なかでも2016年のマイナーチェンジでは、フロントマスクの大幅な変更と、先進安全装備の拡充が図られるなど、発売10年でのビッグマイナーチェンジということで大いに話題となりました。

 そして、2019年10月にエスティマの生産が終了となり、約30年続いた歴史に幕を下ろしたのです。

※ ※ ※

 今回は、トヨタ車から3台をピックアップしましたが、2019年には三菱「パジェロ」も生産終了するなど、オジサン世代ががっかりするクルマが淘汰される流れは今後も続くのかもしれません。

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Writer: くるまのニュース編集部

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