車のなかでも3密回避!? 広々座れる後席2人掛けのクルマ5選
2人掛けリアシートがオプションで選べる高級車も
●レクサス「RX」
レクサス「RX」は世界的に流行しているプレミアムSUVの先駆けともいわれるクルマです。
2009年登場とそんなに歴史は古くないように思えますが、じつは日本で最初に販売されたモデルは3代目モデル。
海外では初代は1998年に登場し、2代目が2003年に発売されたクルマで、この初代と2代目は日本ではトヨタ「ハリアー」の名称で販売されていました。
日本では2代目、世界では4代目にあたる現行モデルが登場したのは2015年のこと。「RXでありながら、RXを超えていく」をコンセプトに、力強いエクステリアや心地良い操縦安定性など、さらなる進化を遂げているのが特徴です。
デビュー当初のラインナップは直噴2リッターのターボエンジンを搭載する「RX200t(後にRX300に改名)」と、3.5リッターV型6気筒エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドの「RX450h」、それぞれ「標準仕様」と豪華仕様の「バージョンL」、そしてスポーティな「Fスポーツ」を設定。
これらはすべてリア3人がけの5名乗車モデルでしたが、2017年末にRX450hのロング版で3列シートの「RX450hL」が追加されました。
とはいえ、これは1列目2名、2列目3名、3列目2名の7名乗車モデル。今回の特集に合致する2列目2人がけとなるのは、2019年のマイナーチェンジ以降に用意されたメーカーオプション「セカンドキャプテンシート」装着車ということになります。
ちなみに、RX450hLは全長こそ5000mmとベースモデルより110mmほど延長されていますが、ホイールベースは2790mmで変わらず。つまり、後輪より後ろの部分が伸ばされ、そこに3列目シートが配置されています。
●ポルシェ「パナメーラ」
スポーツカーメーカー「ポルシェ」初となる4ドア4シーターのグランツーリスモ(正確には5ドア)として2009年に発売されたのが「パナメーラ」です。
スポーツカーの性能とラグジュアリーサルーンの快適さを兼ね備えるモデルで、2016年に登場した現行型は2代目にあたります。
通常のセダンに加えロング版が設定されるのは初代同様ですが、新しいのが「スポーツツーリスモ」と呼称されるワゴンボディが用意されていることです。
ボディサイズは全長5049mm×全幅1937mmとセダンと共通で、ロング版セダンの「エグゼクティブ」は150mm長い全長5199mmとなります。
これだけ大柄なボディながら、リアシートは2人がけで乗車定員は4名という贅沢な仕様。フロントとほぼ同形状のシートがおごられ、快適性と優れたサポート性が両立されています。
ちなみに、スポーツツーリスモは「4+1シートコンセプト」とされ、リアシートは3人がけが標準で2人がけはオプションです。
2020年のマイナーチェンジを機にグレード展開が改められ、現在のパワーユニットは2.9リッターV型6気筒ツインターボと4リッターV型8気筒ツインターボのガソリンエンジンと、それぞれにモーターを組み合わせたプラグインハイブリッド仕様を用意。
合計で4種類となりますが、チューンの異なるさまざまな仕様が存在しています。
駆動方式はベースグレードのみFRで、ほかはすべて4WD。トランスミッションはポルシェが「PDK」と呼ぶDCTで全グレード8段タイプとなります。
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セパレートシートだったとしても、車内でとれる距離はソーシャルディスタンスとされる2mには遠く及びませんが、出来ることは少しでもするのが新しい生活様式といえるでしょう。
複数人でクルマに乗る場合は必ずマスクをして、エアコンは内気循環ではなく外気導入に、そしてマメな換気を忘れずにおこなうことが大切です。
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