これぞ大人の三輪車! 33台限定モーガン「スリーホイーラー」とは?

生産終了間近! 33台限定モデルとは?

 ここで紹介する「P101エディション」は、2021年に生産を中止する、スリーホイーラーに哀悼の意を込めて生産される特別仕様車だ。

 P101とは2011年に新型スリーホイーラーを生み出した時の開発コードで、このスペシャルモデルは33台の限定車として生産される計画だ。

モーガン「スリーホイーラーP101エディション」は、約626万円となる
モーガン「スリーホイーラーP101エディション」は、約626万円となる

 P101エディションには4つのカラーバリエーションがある。「ベリータンクレーサー」「ダズルシップ」「アヴィエーター」「レースカー」の4つである。

 それぞれボディカラーはブラック、もしくはサタンホワイトシルバーが基本で、それに独自のグラフィックが与えられる。

 オフィシャル画像に使用されているのはダズルシップ(目を眩ます機体)だ。ベリータンクレーサーとは、飛行機の補助タンクに由来するもので、アヴィエーターは飛行士を、またレースカーは文字通りストライプとラウンドルで往年のレースカーを再現している。

 そしてもうひとつの特徴は、シングル・リーフ・トノカバーを装着している点だ。かつてモーガンが新型スリーホイーラーを2011年のジュネーブ・ショーで発表した時に採用されたこのトノカバーは、助手席側のみを覆うデザインで、ドライバーはそれを装着することで、さらにモノポストのモデルをドライブしている感覚を得ることができるという。

 型式認定が切れることから、2021年には生産を中止しなければならない現在のモーガン・スリーホイーラー。しかし彼らはすでに、次世代のスリーホイーラーの開発をスタートさせている。スリーホイーラーの歴史は、まだまだ終わらないのだ。

 参考までにこのP101の価格は4万5000ポンド(邦貨換算約626万円、税抜)と発表されている。

【画像】2021年に生産中止となる3輪車とは?(16枚)

【2023年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

1 2

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー