「極ワル」仕様のベントレー「フラスパ」誕生! マンソリー・マジックの秘訣は?
マンソリーがベントレー「フライングスパー」をカスタムしたら、さらにスポーティで「極ワル」仕様になった。下品になる一歩手前の絶妙カスタムの全容を紹介する。
マンソリーとしては控えめ、しかし「ワル」仕様に!
これまでのW型12気筒エンジン搭載モデルに加えて、先日V型8気筒モデルの生産も開始されたベントレーの4ドアサルーン「フライングスパー」。
伝統の「ミュルザンヌ」の生産が終了したことで、ベントレーの4ドアサルーンは、このフライングスパーが一手にその役割を担うことになったわけだが、初代モデルから数えてこれまでに4万台以上生産されたフライングスパーは、もはやベントレーを象徴するコア・モデルとして、市場では高く評価されている。
その最新世代のベントレー・フライングスパーのフラッグシップ、W型12気筒モデルをマンソリーがチューニングしてみせた。
マンソリーにとってもフライングスパーは、多くのカスタマーに支持されるプロダクトであり、V8モデルが追加設定されたことで、これからますますセールス的には加速度的な勢いがつくことが十分に予想される。
それは、マンソリー1989年の創業時に、数人のスタッフとともに創業して以来、現在ではスイスのリンスピードのチューニング事業を引き継ぐなど、トータルで250人以上の従業員のチームを持つまでに成長したのと似ているかもしれない。
ベントレーというブランドのカスタマーの性格を知り尽くしているのか、今回発表されたフライングスターのアドオンパーツは、比較的控えめであるものの、視覚的にも空力的にも効果的なデザインが採用されている。
フロントではグリルマスクとバンパーリップ、そしてヘッドランプ下に装着されるフロントバンパースポイラーがマンソリーオリジナルのプロダクトとなる。
サイドスカートは左右各々2ピース構造。ボンネットも左右に一対のエアアウトレットを設けたスペシャルで、違いは分かりにくいかもしれないが、このボンネットの中央を前後に走るエンジンボンネットバーも、マンソリーの手によるという凝りようだ。
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