「アルファードじゃなくていい!」 あえてヴェルファイアを好むワケとは

実際ヴェルファイアに乗っている人はどこが良くてどこがダメ?

 では、ヴェルファイアに乗っているオーナーは、どのような評価をしているのでしょうか。

 迫力ある外観デザインの評価を見てみると、「存在感あるデザインで高級感あるミニバンだと思います」「ノーマルでも十分良いクルマですが、エアロ車を選ぶと迫力が増します」と、高評価の意見が目立ちます。

 また、「現行型はアルファードのほうがオラオラ感がある」と、ヴェルファイアのほうが落ち着いた印象を受けるオーナーもいました。

重厚感溢れるデザインのヴェルファイア
重厚感溢れるデザインのヴェルファイア

 内装に関しては、「黒で統一されており、オーディオ部分のライティングがグレーブルーで大人の味わい感があります」「自然と扱い方が丁寧になります」と、質感には高評価である意見が多いようです。

 反対に、「コンソールや後席のドアパネル・テーブルなど細かいパーツは統一感を出して欲しかった」「よく見るとステッチが模様だったりする所があったりして残念な事に気付く部分も発見します」と、逆に細かなところが気になる様子もうかがえます。

 また、「助手席周りの収納が少ないかも」と、機能性に不具合を感じる意見もありました。

 走行面に関しては、「スムーズになく走りたいのであれば3.5リッターを選ぶほうがいいかもしれません」「2.5リッターだと高速で定速になるまでに“よっこらしょ感”があります」と、2.5リッターは少しパワー不足を感じるようです。

 ハイブリッド車に関しては、「走り出しがスムーズ」「少し混雑している幹線道路ではハイブリッドの本領発揮」と、ストップ&ゴーが多い道路でも快適に走れるようです。

 実燃費はガソリン車で6km/Lから11km/L、ハイブリッド車で11km/Lから14km/Lと、カタログ値と同等、もしくはそれ以下であるようです。

 オーナーの反応をみると、ヴェルファイアは主張が激しい外観デザインに関して好みが分かれる傾向がありますが、内装に関しては高評価の意見が多いようでした。

 また、意外と多くあった意見として、「最近はアルファードのほうが人気で、街中で見かける機会が増えた。被りたくないのでヴェルファイアにした」というように人気があるアルファードをあえて避けるためにヴェルファイアを選んだ人も一定数はいるようです。

 しかし、トヨタは国内ラインナップの車種整理をおこなっており、2019年には「マークX」「エスティマ」の生産終了、2020年9月には「ポルテ/スペイド」が生産終了、同じ9月には「ルーミー/タンク」がルーミーに統合など急速にラインナップを整理しています。

 そのため、兄弟車で販売台数に大きな差があるアルファード/ヴェルファイアは近い将来にアルファードに統合される可能性が噂されており、今後ヴェルファイアがどうなるのか注目せずにはいられません。

トヨタ・ヴェルファイア のカタログ情報を見る

トヨタ・アルファード のカタログ情報を見る

【画像】アルヴェル何が違う? 人気差ある2台を比較する!(34枚)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

1 2

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー