日産新型「マグナイト」に新開発のターボエンジンを搭載!より速く、よりクリーンなパワートレインを実現
インド日産は2020年11月6日、新型コンパクトSUV「マグナイト」のパワートレインに、最大出力100馬力、最大トルク160Nmを発揮する新開発の1リッターターボエンジンを搭載すると発表しました。
インドで組み立てられた日本のエンジニアリング
インド日産は、新型コンパクトSUV「マグナイト」のパワートレインに、新開発の1リッターターボエンジンを搭載すると発表。
同ターボエンジンには、5速MTおよびCVTが組み合わされ、最高出力100馬力、最大トルク160Nmを発揮します。
日産独自のクルーズコントロールと幅広いギアレンジを備えたまったく新しいマグナイトは、ピーク時の都市交通でもシームレスなパフォーマンスを提供します。
そのD-STEPロジックコントロールコンピュータソフトウェアは、車速、アクセルペダル位置、アプリケーション速度などの動的な入力情報を使用することで、爽快なドライブとスムーズな高速クルーズを実現するために理想的なギア比を決定します。
RNAIPL生産工場のMD兼CEOであるBiju Balendran氏は、次のように述べています。
「RNAIPLは、このような堅牢なパフォーマンスを提供する、国内初のターボエンジンの生産を開始したことを誇りに思います。
確かに、まったく新しいマグナイトは、絶え間ない革新、高度な技術、日本のエンジニアリングという日産のグローバルSUV DNAの証です」
この新しいターボエンジンは、「GT-R」など世界クラスのスポーツカーから「ミラーボアシリンダーコーティング」技術を採用し、エンジン内部の抵抗や重量を減らして熱管理と燃焼を改善。スムーズな加速と効率的な燃料使用を実現しています。
さらにCO2排出量を118.5g/km削減する6つの技術的改善がおこなわれました。
エンジンは、応答性と高速加速の新しい体験を提供すると同時に、パワートレインとロードノイズを改善することで、騒音や振動などを低減し、より静かなキャビンを実現しています。
日産モーターインディアのマネージングディレクターであるRakesh Srivastava氏は、次のようにコメントしています。「CO2排出量を削減し、優れた走行距離を提供しながら、すべてのクルマの所有者が評価できる魅力的な組み合わせとなっています」
また、新型ターボエンジンの補機駆動ベルトは特殊な素材でできており、テンショナーなしで作動できるため、重量と摩擦が軽減され、燃費がさらに向上することにより、CO2排出量が削減されます。
そして、統合されたエキゾーストマニホールドとプラスチックカバーを備え、コンパクトに設計されたシリンダーヘッドは、エンジンパッケージが改善され、ダクトの数を減らして触媒の加温をより良く、より速くし、よりクリーンな排出ガスをもたらしました。
さらに新型マグナイトには、最大出力72馬力、最大トルク92Nmの、自然吸気ガソリンエンジンも設定されています。
すべての回転数で最大のレスポンスを発揮し、最適な加速を保証する日産のデュアルVVTシステムと組み合わせたガソリンエンジンは、メンテナンスが容易で強力なエンジンを探している人にとって、理想的な選択肢です。
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