トヨタ「ヤリス」が人気爆発! スポーツモデル「GRヤリス」はどう違う?
パワートレインや安全装備は? 一番違うのは価格か?
ヤリスとGRヤリスはパワートレインにも違いがあります。
ヤリスのガソリン車は、新開発の1.5リッター直列3気筒ダイナミックフォースエンジンに、スムーズでダイレクトな加速を実現するDirect Shift-CVTまたは6速MT(iMT)を搭載しました。
これに加えて、改良を加えた1.リッター直列3気筒エンジンと小型軽量化したCVTとの組み合わせもラインアップしています。
ハイブリッド車は、1.5リッター直列3気筒ダイナミックフォースエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせ、力強くシームレスな走りを実現。さらに、クラス世界トップレベルのWLTCモード36.0km/Lという低燃費を達成しました。
一方のGRヤリスは、272馬力を発生する新開発の1.6リッター直列3気筒インタークーラーターボエンジンを搭載。駆動方式は4WD(GR-FOUR)、トランスミッションは6速MT(iMT)です。
卓越した走行安定性、圧倒的な加速と気持ちの良いエンジン回転数の伸びを体感できる高出力モデルで、最上級グレードの「RZ ハイパフォーマンス」には、冷却スプレー機能付空冷インタークーラーを標準装備しています。
さらに、だれでも気軽に楽しめるモデルとして設定された「RS」は、ヤリスと同じ1.5リッター直列3気筒ダイナミックフォースエンジンとDirect Shift-CVTを組み合わせ、駆動方式は2WDとなります。
RSは、WLTCモードで18.2km/Lという低燃費を実現する一方、スポーツ走行でも日常のシーンでも、安全な速度域でパワーを使い切れる楽しさや、意のままに車両をコントロールできるモデルです。
安全装備では、ヤリスには最新の「トヨタセーフティセンス」を標準装備(一部グレード除く)。トヨタ初となる右折時の対向直進車や右左折後の横断歩行者も検知する機能も備わっています。
また、低速時の事故予防を補助する「低速時加速抑制機能」(トヨタ初)も追加。「レーダークルーズコントロール」や「レーントレーシングアシスト(LTA)」をはじめとした各種運転支援機能も装備されました。
さらに、最新鋭の駐車支援システム「アドバンスドパーク」もトヨタ初搭載。事前に駐車位置を登録することで白線のない場所でも駐車できる世界初の機能を持つほか、ハンドル・アクセル・ブレーキをクルマが制御し、駐車に必要な操作を支援します。
一方のGRヤリスは、トヨタセーフティセンスは設定されているものの、メーカーオプションとなっています。
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価格の面で、両車は大きく異なります。
ヤリスは、ガソリンモデルが139万5000円から212万4000円、ハイブリッドモデルが199万8000円から249万3000円です。
GRヤリスは、1.5リッター+CVTの「RS」が265万円、「RZ」が396万円、最上級の「RZ ハイパフォーマンス」が456万円と、高性能モデルだけあってヤリスよりも大幅に高額化しています。
GRヤリスは、モータースポーツを戦うために生まれたモデルだけに、走行に関するさまざまな部分を強化。
加えて、数々のスポーツモデルを生産してきた元町工場に専用ラインを新設し、「匠」の技能を有する熟練工が造り込みをおこなうなど、GRヤリスはトヨタ車のなかでも特別なモデルに位置づけられているといえます。
奇数気筒と言えば日野J07系の5気筒くらいしか知らないけど、ダイハツのブーンて3気筒なのかな?ダイハツはシャレード時代から3気筒があったけど意外に悪くないよね。
しかしGRヤリスは高いなw