ミニバン1番人気!? トヨタ「ヴォクシー」 ノア三兄弟で最も売れる魅力とは
トヨタ「ヴォクシー」は、「ノア/ヴォクシー/エスクァイア」のミニバン三兄弟のなかで、もっとも売れているモデルです。実際のオーナーはどこを気に入り、どこがイマイチと思っているのでしょうか。
快適さ重視のミニバンにカッコよさを追加したヴォクシー
トヨタ「ヴォクシー」は、同社ミドルサイズミニバンかつ兄弟車の「ノア/エスクァイア」のなかでも人気のモデルです。
兄弟車のなかで1番人気な要因やオーナーが語る魅力とはどのような部分なのでしょうか。
「タウンエースノア」の後継車である初代ノアとともに、初代ヴォクシーは2001年に誕生。現行モデルは、2014年に登場した3代目となり、同年には高級志向のエスクァイアが加わったことで三兄弟となります。
ヴォクシーは、元々ネッツ店の専売モデルで、ノア(カローラ店)、エスクァイア(トヨタ店・トヨペット店)とそれぞれターゲットが異なるモデルとして展開されていました。
しかし、2020年5月から全店舗で全車種の取り扱いが開始されたことで、現在は3兄弟車がどのトヨタ系列販売店でも購入可能となっています。
基本的に走行性能や安全・快適機能、価格帯などは、ノアと同等パッケージとなり、高級志向のエスクァイアのみ少し異なっている現状です。
日本自動車販売協会連合会が発表している新車販売台数ランキング(軽自動車をのぞく)によると、2020年上半期(4月から9月)では、ヴォクシーは全体11位となる2万9020台を販売。
ミニバンジャンルでは、5位トヨタ「アルファード」、7位ホンダ「フリード」、そして同クラスの10位日産「セレナ」に続く順位となり、2017年にはミニバン販売台数で1位を記録したこともあります。
ヴォクシーに展開されるグレードは、ガソリン車・ハイブリッド車を基本に、スポーティモデルのGRスポーツ、高級感が増した特別仕様車が設定されています。
搭載されるパワートレインは、2リッターガソリンに7速スポーツモード付きCVTの組み合わせのガソリン車と、1.8リッターガソリン+モーターに電気式無段変速機が組み合わされたハイブリッド車の2種類。駆動方式は、ガソリン車が2WDと4WDの2種類、ハイブリッド車は2WDのみ設定されています。
また、WLTCモード燃費はガソリン車が12.2km/Lから13.2km/L、ハイブリッド車が19.0km/Lです。
ハイブリッド車ではモーターだけで走行できる「EVモード」、パワー重視の「PWRモード」、低燃費向けの「ECO」モードの3種類が選択できます。
2020年10月から設定されている特別仕様車「ZS“煌III”」は、「ZS」をベースにエクステリアやインテリアにシルバーメッキを施したパーツが使用され、より高級感を重視したモデルです。
ヴォクシーの価格(GRスポーツ/特別仕様車含む)は、ガソリン車が281万3800円から330万6600円、ハイブリッド車が334万7300円から344万3000円となります。
では、ヴォクシーのオーナーは、どの部分を評価しているのでしょうか。
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