400万円の価格差も!? トヨタ「アルファード」がオーナーから評価される部分とは
実際アルファードに乗っている人はどこが良くてどこがダメ?
では、アルファードに乗っているオーナーはどのような評価をしているのでしょうか。
外観デザインの評価を見てみると、「フロント、リアとも迫力あるデザインでとても気に入っている」「ギラギラ感が増して好感を持っている」という意見が目立ちます。
一方では「オラオラ感が強い」「クルマの主張が激しくて、乗ってる自分は恥ずかしいかも」との意見もあります。
そのため、丸みを帯びたデザインよりも、角ばってエッジが効いたデザインを好む人向けなクルマであると考えられます。
内装では、「ブラック内装もシートの作りも満足度が高い」「手の触れるところはレザーが使われていて、プラスチック感が少ないのが嬉しい」と、細かい部分の質感も考慮されて設計されていることがわかります。
ほかにも、「フロントドアの開閉についても改善されて薄っぺらさがなくなっている」など、高級車では気になるドアの開閉に関しても、オーナーは満足している様子でした。

一方で、「2015年に出たモデルだから少しずつ古さを感じるところがあります」「グレードによって内装やシートの色が決まっているのは少し残念」との意見もありました。
エンジンについての評価は、ガソリン車で「2.5リッターだと非力さが出る」との意見がありました。2トン前後の車重があるアルファードにとって2.5リッターのエンジンでは、加速や発進時にもの足りなさを感じることもあるようです。
しかし、3.5リッターエンジンは「静かに回転していく感じで気持ちいい」と、ストレスなく走行できると高評価でした。
また、ハイブリッド車は、「ターボのように加速する」「電気自動車のように静か」との意見が多く、大きなミニバンにも十分通用するトヨタのハイブリッド技術の高さを感じます。
乗り心地に関しては先代モデルよりも劇的に変化しているようで「一世代前のクラウンに近い」「ミニバンでこれ以上の乗り心地のクルマなんてないのでは」との声もありました。
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アルファードは高級ミニバンとして認知されていますが、細かくグレード分けされているため、単なる高級モデルとしてだけでなく、ファミリーカーとしても受け入れられるモデルです。
それによってオーナーからの見方もさまざまであるため、賛否両論の意見がありますが、内装や乗り心地に関しては不満の声が少なく、アルファードの完成度の高さが伺えます。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。















































