ブラバス「Gクラス」をアーミー仕様にお手軽イメチェンする方法とは?
エアロでカスタマイズしたクルマをさらにイメージチェンジするためのテクニックとして、フルラッピングがある。そこでどれだけ印象が変化するのか、ブラバスのゴールドパートナーが手掛けたメルセデスAMG「G63」を紹介しよう。
ブラバスがチューニングした700psのド迫力「Gクラス」
正式名称は、『「BRABUS 700」IN ARMY LOOK by FOSTLA.DE』。タクティカル・グリーンのカラーに身を包んだ、アーミルックのメルセデスAMG「G63」は、ドイツ・ニーダーザクセン州ハノーファーにある、fostla.de conceptsという会社がつくったものだ。
ハノーファーといえば、現在はブンデスリーガ2部の、原口元気選手や室屋成選手が所属する、ハノーファー96というサッカークラブの本拠としても知られている。
fostla.de conceptsは、ここで創業したラッピングの専門会社だ。日本でもバスのボディや電車の車両などに、広告目的でデジタルプリントされたフィルムをラッピングする、という手法が一般的となっているのはご存知だろう。
塗装とは違い、フィルムを剥がせばベースとなるボディはそのままの状態が保たれているというのは、期間限定のエクステリアイメージを実現するのに適している。
さらにいえば、本来のボディを保護するという目的で、フィルムによるボディラッピングをおこなうオーナーは、日本でも増えてきている。
そんなfostla.de conceptsは、自社の技術を生かして、メルセデスAMG G63にフルラッピングを施した。ではその仕様を詳しく見ていこう。
まずベース車のG63にそのままラッピングを施すのではなく、各部にブラバスのアイテムが装備されている。
ボディキットはブラバス・ワイドスターで、大きく広がった前後フェンダーと、それにマッチする前後のバンパーやサイドシル、エアダクトが設けられたボンネット、存在感の強いリアスポイラーウイングなどは、すべてブラバス製だ。
さらにパフォーマンス面でも、PowerXtra B40-700キットを使うことで、最高出力は700psへと引き上げられている。
約30mmローダウンするサスペンションキットや、フラップ付きのエキゾーストシステムもブラバスが開発したものだ。
パウダーコーティングされたグロッシーブラックの24インチホイールは、鍛造モノブロック構造のブラバス製となる。フロントタイヤは295/35R24、リアタイヤは355/25R24というビッグサイズで、ホイールの内部に見える赤い対向ピストンキャリパーも、ブラバス製だ。
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