トヨタ新型「クラウン」発売!? グレードやモニター刷新で販売力アップか
2018年6月に15代目モデルへとフルモデルチェンジしたトヨタ「クラウン」。日本を代表するフラッグシップセダンですが、発売から2年経った現在では販売台数においても落ち込んでいるようです。しかし、その状況を打破するべく近々マイナーチェンジが予定されているといいます。
現行の欠点克服で、販売回復なるか
トヨタのフラッグシップセダン「クラウン」が、2020年11月上旬にマイナーチェンジする予定だといいます。
クラウンといえば、1955年の初代モデル登場から60年以上のモデルライフを持つ、同社だけでなく国産自動車を代表するフラッグシップセダンです。
時代とともにその存在感を変容し、現在は高級車として位置づけられています。
現行モデルは2018年に登場した15代目で、発売から約2年を経過しています。
初代コネクテッドカーとして登場した現行モデルは、車載通信機DCMを全車標準搭載。
リアルタイムの走行データに基づくメンテナンスサービスの提案など、ユーザにとって最適なタイミングでサポートします。
また、「TNGA」に基づく「GA-Lプラットフォーム」を採用し、車両性能も高めています。
とくに、走りについては、世界でもっとも過酷なサーキットと称されるドイツのニュルブルクリンクで走行テストを実施し、高いハンドリング性能や走行安定性を実現しました。
開発を担当したチーフエンジニアの秋山晃氏は、発売時に次のように話しています。
「初代クラウンが誕生した創業期の意志を継承し、“日本人の頭と腕”で、もう一度世界を驚かせたい。そんな気概で開発を進めてきました。
デザインや走り、コネクティッド、すべての面でお客様にハッとしていただけるようなクルマに仕上がったと実感しています」
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日本を代表するセダンだけあって、発売から約1か月で月販目標の4500台の約7倍となる約3万台を受注。好調な立ち上がりをみせました。
では、現在の販売状況はどうでしょうか。トヨタの販売店スタッフは以下のように話します。
「登場当初よりは落ち込んでしまいましたが、今も人気のあるクルマであることには変わりません。
個人利用では年齢層は50代以上が多いですし、法人利用でも長年クラウンを愛用して頂いている企業が多いです。
ただ、最近は個人利用ではコンパクトなクルマへ乗り換える人が多く、法人利用ではアルファードなどの高級ミニバンへ乗り換える人もちらほらいらっしゃいます。
クラウンは高級で大きなセダン、というのがネガティブに捉えられてしまうこともあるようです」
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現行モデルは、2020年上半期(1月から6月)の販売台数ランキングで30位(1万1826台)となっています。
登場した2018年は19位(5万324台)、翌2019年は26位(3万6125台)だったことを考えれば落ち込んではいるものの、価格帯やセダン市場が縮小している状況を考えれば十分に健闘しているといえます。
しかし、近年はランキング上位にはコンパクトカーやSUV、ミニバンが占めている状況です。
なかでも、高級ミニバン「アルファード」は、個人利用だけでなく法人利用でも人気を獲得しており、クラウンにとっての最大のライバルといえるかもしれません。
先代の三角オムスビ二段重ね風グリルの方がカッコよかった
クラウンの不振はTOYOTA店からセルシオを外して、それをクラウンで取り返すかのようなクラウンの価格設定が原因だろね。
先代ならガソリン車のロイヤルで400万を割る価格から選べたのに残念だ。
おまけに発売3ヶ月程度で防音材補強などの改良を加えたこともゼロクラから続いたプラットフォームからの脱却による炙り出しきれなかった不具合か?顧客からの指摘か?
ピラーと言うか柱だらけの顔の割に体の細いブサイクなクラウンに変わりない。
クラウンという名前をどうするかだろう。
クラウンがロイヤルユーザー以外になかなか売れないというのはかなり前から分かっている話。売れていないと言っても、クラウンは依然として販売数ベスト50の常連であるのは確か(カムリより売れている)。
クラウンという名を捨てて、新しい名前の車にと考えた場合、セド/グロ→シーマ/フーガからロイヤルユーザーを切り捨てたらどうなるかが予想ができる。
難しいところ。
トヨタの勘違い、勇みあし。
クラウンの購買層は歴代中高年で、それなりの高級感を求めている個人&法人。ここ手抜きしては駄目。こう言った購買層は ニュルブルクリンクを走る車なんか強調されても困るだけ。
現状のクラウン=アスリート色強すぎる。
なので既存のロイヤルファンから不評。