アルファードがまるで別の車に!? マイナーチェンジで大変身した車5選
日産が誇る名スポーツカーと三菱の唯一無二ミニバンもイメチェン!
●日産「スカイライン」2019年
現行の日産「スカイライン」は、2013年に登場した13代目です。スカイラインという車名を続けながら、日産が海外で展開していた高級ブランド「インフィニティ」のエンブレムを装着していました。
エンブレムについて、発売当時に日産は「プレミアムセダンとしてのポジショニングを変えるため」と説明。しかし、セダン全体の販売不振の影響もあり、その売れ行きは伸び悩みます。
その状況を打開すべく、2019年にはビッグマイナーチェンジがおこなわれました。
まず、エンブレムを日産エンブレムへ変更したほか、フロントグリルに日産ブランドを象徴するVモーショングリルを採用。同社のスポーツモデル「GT-R」にも似ている顔つきとしました。
また、安全装備において、世界初の先進運転支援技術「プロパイロット2.0」をハイブリッド仕様に搭載。
一定の条件を満たした高速道路上において、同一車線内でのハンズオフ走行を可能とし、長距離移動時のドライバーの負担を最小限に抑えます。
さらに、ガソリン仕様にはスカイライン史上最強の出力を実現した「400R」グレードを設定しました。
3リッターV型6気筒ツインターボエンジンを400R専用にチューニングすることで、最高出力405馬力・最大トルク475Nmというパフォーマンスを実現。
また、販売店スタッフによれば、現在でも売れ筋である「400R」を中心に、20代から30代の若い世代からも人気を獲得しているといいます。
●三菱「デリカD:5」2019年
現行の三菱「デリカD:5」は、2007年に登場しました。13年のモデルライフを送った「デリカスペースギア」の後継で、世界で唯一のオールラウンダーミニバンをコンセプトに開発されます。
発売後、2008年から2012年まで毎年マイナーチェンジがおこなわれました。
以降は一部改良が重ねられますが、2016年に燃費数値を実際よりも高く偽っていたことが判明し、一時は製造・販売を中止。同年には燃費の修正をおこなって販売は再開されますが、車種だけでなくメーカーとしても評価を大きく落とし、窮地に立たされました。
その後、2019年2月に大幅なマイナーチェンジがおこなわれます。
フロントフェイスには三菱のデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」が採用され、ヘッドライトは縦型形状のLEDとなり、LEDポジションランプを搭載。
また、リアコンビネーションランプはリアゲートガーニッシュとの連続性を持たせ、テールランプを外側まで光らせるデザインに変更されました。
これまでのオフロードをイメージするようなアクティブな印象から、近年ミニバンを中心に人気を集める「オラオラ顔」と呼ばれるような、重厚感のある顔つきとなっています。
その評価は賛否が分かれていますが、2020年1月から6月では普通車で44位(5684台)となっており、登場から10年以上経った今でも息の長い人気モデルとなっています。
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