「実は凄い!」SUVジャンルの開拓者!? ホンダ「CR-V」25周年 どんなモデルなのか

1995年に誕生したホンダ「CR-V」が2020年で25周年を迎えました。現在のSUVジャンルを確立した存在のCR-Vは、25年の間にどのような変化があったのでしょうか。

SUVの礎を築いたCR-Vとは、どんなクルマ?

 ホンダを代表するSUVとして1995年に初代モデルが登場した「CR-V」。2020年で誕生から25年目を迎えます。
 
 2020年9月には中国市場にて「CR-V PHEV」がお披露目されるなど、常に進化を続けてきたモデルでもありますが、25年の間にどのような変化があったのでしょうか。

ライバル勢に負けない魅力を持つ、ホンダ「CR-V」(最上級グレード「BLACK EDITION」)
ライバル勢に負けない魅力を持つ、ホンダ「CR-V」(最上級グレード「BLACK EDITION」)

 日本で初代CR-Vが登場した当時は、三菱「パジェロ」や日産「テラノ」といった本格的な4WD車がけん引してきた「RV(レクリエーショナルビークル)ブーム」の真っ最中でした。

 それまで4WD車というと、トラックと同様の「はしご型フレーム」にボディを載せる手法で開発されていましたが、快適性や燃費などが乗用車ほどよくありません。

 そこでホンダは乗用車をベースに、都会を走る「ライトクロカン」として「CR-V」を開発。

CR-Vという車名は、「Comfortable Runabout Vehicle」。名前の由来通り、生活のあらゆるシーンを快適に自由に走り回る移動体を目指しました。

 そんなCR-Vは、セダンの快適性、ミニバンのユーティリティー、高い機動性を併せ持つクルマとして、SUVというジャンルを確立したのです。

 初代CR-Vは、川瀬博之氏が設計し、1995年にかつてホンダの販売チャネルのひとつであったホンダベルノ店などで販売されました。

 翌1996年には、シカゴオートショーで北米デビューを果たしますが、当時のラインナップは、2リッターエンジンを搭載するLXグレードのみでの販売でした。

 その後、2001年には2代目、2006年の3代目ではCR-V初となるディーゼル車が欧州などで販売。

 4代目では、基本的にグローバルでは2011年から2018年まで販売されていましたが、2016年10月には北米市場に先行して5代目が登場しています。

 日本では4代目が2016年に販売終了し、2018年に5代目が登場するまで一時期空白期間が存在するなど、国や地域によって異なっていました。

 なお、5代目効果もあり、2016年には北米で43万台、中国で19万台を記録したことで、SUV世界販売台数No.1を達成しています。

 5代目は、ガソリン車とハイブリッド車が設定されており、ガソリン車には3列シーンも用意されていました。

 そして、前述の通り2020年9月にSPORTY HYBRID i-MMDを使用するハイブリッドプラグインシステムを搭載したCR-V PHEVがお披露目されており、2021年1月に中国市場で発売される予定です。

 そんな、グローバルで活躍するCR-Vですが、北米では継続して売れ続けており,東南アジアでも比較的好調だといいます。

 一方、日本市場では2018年に復活したあと、厳しい状況が続いているといいます。首都圏の販売店では次のように話します。

「昨今ではSUVが人気ですが、ホンダではその枠はコンパクトSUVの『ヴェゼル』が抑えています。

 さらに、他社が大小さまざまなSUVを投入していることもあり、CR-Vは中々厳しい状況です。

 また、ホンダでは軽自動車の『N-BOX』やコンパクトカーの『フィット』、コンパクトミニバンの『フリード』が販売の主力です。

 結果的に、いまホンダ車に興味を持つ大半のお客さまは、小さなモデルに関心があることが多いので、必然的にCR-Vのような大きめなモデルは売れづらくなっています」

※ ※ ※

 かつてSUVというジャンルを確立したCR-Vですが、直近では厳しい状況下にあるようです。

 今後、日本市場でどのような展開を見せていくのか、注目していきたいところです。

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コメント

2件のコメント

  1. Cセグクラスの5ドアSUVのトレンドを作った車。
    RAVとかヴィタラにあった3ドアの軽いタイプのSUVの寿命を短くしてしまった。
    今は、すっかり大きくなりすぎちゃって。

  2. 初代はベルノ専売ではありませんよ。