極上のレクサス「LSリムジン」発見! ブラウン管TV搭載の超VIP専用車とは

まるで純正モデル並み!? この完成度で約860万円は安い?

 このLSリムジンは、ポーランド南西部にあるゴゴリンという小さな町の中古車販売店から販売されています。

 ベースとなっているのは、1998年式の2代目LS(XF20型)の後期モデル、左ハンドル仕様のLS400で、搭載されるエンジンは、LS自慢の4リッターV型8気筒エンジンです。

 販売店の説明によると、走行距離は約1万5000kmと年式の割に低走行であることに加えて、2020年8月にレクサスの正規ディーラーによるリフレッシュサービスを受けているため、まるで新品同様のコンディションだといいます。

 リムジンの真骨頂である後部座席は圧巻です。ストレッチ自体は30cmほどとリムジンとしては控えめな全長となっていますが、そのストレッチ部分すべてが後部座席のニースペースにあてられていることから、思う存分足を伸ばすことができるほどの広さとなっています。また、ベージュの落ち着いたインテリアは高級感が抜群です。

 さらに、センターコンソール上に備え付けられたブラウン管の車載テレビと車載電話が「イイ味」を出しています。

 いまや時代錯誤ともいえる装備ですが、往年の名車と組み合わされると、まるで20年前にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えます。

「LSリムジン」には、懐かしきブラウン管テレビが搭載されている(画像:Copyright c JamesEdition.com)
「LSリムジン」には、懐かしきブラウン管テレビが搭載されている(画像:Copyright c JamesEdition.com)

 前述の通り、リムジンとしては控えめなストレッチのため、周囲を威嚇するようなコワモテ感は感じられません。どこか上品な、日本的なわびさびを感じる1台に仕上げられています。

 気になるお値段は、約860万円とのこと。日本の中古車市場では、同年式の美品のセルシオが100万円から200万円程度であることを考えるとやや高額ですが、ほぼ新車同様のコンディションで、世界に1台のLSリムジンが手に入るのであれば、意外と安いといえるかもしれません。

【JamesEdition.com】
https://www.jamesedition.com/cars/lexus/ls_400/1998-lexus-ls-400-rwd-for-sale-11145506

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Writer: PeacockBlue K.K. 瓜生洋明

自動車系インターネット・メディア、大手IT企業、外資系出版社を経て、2017年にPeacock Blue K.K./株式会社ピーコックブルーを創業。グローバルな視点にもとづくビジネスコラムから人文科学の知識を活かしたオリジナルコラムまで、その守備範囲は多岐にわたる。

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