「これは楽しい!」 三菱新型「エクリプスクロスPHEV」はランエボ並の走りを実現!? 一体どんなSUV?
三菱が新たに投入するミドルサイズSUVの「エクリプスクロスPHEV」。国内市場にはひとつ上クラスとなる三菱「アウトランダーPHEV」や2020年6月に登場したトヨタ「RAV4 PHV」が存在しますが、エクリプスクロスPHEVにはどのような特徴があるのでしょうか。
三菱久しぶりの新顔「エクリプスクロスPHEV」はどんなSUV?
日産の開発担当となる軽自動車を除けば三菱にとって久しぶりのニューフェイスである「エクリプスクロスPHEV」が2020年10月15日から予約受注を開始する。

早速試乗レポートをお届けするのだけれど、どう紹介していいのか大いに迷う。
自動車ジャーナリスト国家試験などあれば、最上級の資格を狙うような「課題」だと思います。40年原稿書いていても難しいです。
なぜか。スペック的に極めて近い三菱「アウトランダーPHEV」と激しくバッティングするからだ。
ファーストカーとしての購入を考えているのなら、ラゲッジスペースは広い方が便利。
エクリプスクロスPHEVは、アウトランダーPHEVと比べると少しボディ短いだけで、燃費の差も無いに等しい。短いボディに価値を見いだせる人以外、積極的に選ぶ理由もないように思う。
こう書くと「装備を揃えたら20万円くらい安い」という人もいるかもしれない。今回のエクリプスクロスPHEVは、約385万円から約450万円。アウトランダーPHEVが約394万から約529万円となる。
確かに若干安いものの、発売して時間経っているアウトランダーPHEVはエクリプスクロスPHEVとの価格差くらい値引きしてくれることだろう。
見積もり取ったらしばらく同じくらいの総支払金額になるかと。
はたまた「トヨタでいえばハリアーとRAV4は兄弟関係にある。価格差およそ20万円。それなのに両方売れているじゃないか」みたいな意見が出るかもしれない。
そもそもトヨタのSUVをショッピングリストに乗せている人は非常に多いです。
したがってハリアーとRAV4という違う方向性を持つ2モデルをラインナップしても両方売れるのだった。ユーザーを見てると案外悩んでいない。
そんな「迷い」を引っ張りながらエクリプスクロスPHEVに試乗してみた。
試乗コースはSUVにも関わらず富士スピードウェイのショートコースである。路面ウエット。楽しいコンディションじゃありません。









































