9月の4連休は車でのレジャーが回復!? GoToトラベルで変わるレンタカー需要
2020年9月末の4連休、交通状況は平年並みとなりました。クルマでのレジャーが回復してきているようですが、レンタカーの利用状況はどうだったのでしょうか。
GoToトラベル効果でクルマでのレジャーが回復
コロナ禍で移動が制限されるなか、2020年9月19日(土)から9月22日(火)には4連休がありました。
NEXCO各社によると、9月の4連休における1日の平均交通量は、昨年2019年の同時期と比べて117%と増加。さらに、10km以上の渋滞回数は43.8回/日、昨年同時期に比べ約3.7倍になっています。
また、8月のお盆の時期は首都圏を中心に渋滞が発生していましたが、9月の4連休においては地方部でも混雑はみられたとのことです。
渋滞の回数や全国的に渋滞が発生した要因として、レジャー客の増加が大きいとされています。
国土交通省によると、今回の連休中の主要都道府県境付近の交通量は、ゴールデンウィークの交通量と比較して全体で73.8%増加、そのうち小型車が86.8%増加したとのことです。
さらに、2020年7月22日から開始されている国内旅行を推進する「GoToトラベルキャンペーン」の影響もあり、レジャーへ出かけるためにクルマ移動をする人は、例年通りに戻りつつあるようです。
クルマの移動のなかでも、レンタカーを利用した旅行は新型コロナウイルス感染拡大防止としてコロナ禍で人気を集めています。4連休中のレンタカーの稼働状況は、どのような状況だったのでしょうか。
パーキングと連携した「タイムズカーシェア」や、「タイムズカーレンタル」を運営するパーク24の担当者は以下のように話します。
「9月のほかの休日と4連休中の利用件数に大きな差はありませんでした。しかし、4連休ということもあり長時間利用が増加し、売上は3割近い増加となりました」
長時間利用が増加していることから、レジャーでの利用が多かったと推察されます。関東の大手レンタカー店スタッフも「ほかの休日と比べ、日をまたいだ利用が多かった」と話しています。
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