いまだ一部で不評もクルマの「CVT」 劣勢の「MT」に対し一大勢力に 普及の要因とは

近年の販売される新車のほとんどは2ペダルとなっていますが、なかでも一大勢力となったのが「CVT」です。

近年はCVTのデメリットを解消するタイプも登場

 近年販売される新車のうちMTを搭載したクルマはごく少数派となり、大半が2ペダルのクルマとなっています。そんななか、近年多くの2ペダルモデルで採用されているトランスミッションが「CVT」です。

新車販売されるほとんどが2ペダル車といわれ、MT車は少数派となる(写真はイメージ)
新車販売されるほとんどが2ペダル車といわれ、MT車は少数派となる(写真はイメージ)

 CVTは、4速、5速といった決まった段数のギヤを持たず、シームレスに変速をおこなうのが特徴です。

 理論上、もっとも効率のよい回転数を保ち、なめらかな加速が可能となることもメリットです。近年は燃費性能が重要視されることから、CVTの普及が大きく進みました。

 一方、クルマが加速する感覚とエンジン回転数の増加が比例しないことで運転時に違和感を覚えるという声もあり、マツダ車をはじめ有段ATを積極的に採用している車種も存在します。

 また、有段ATに近いフィーリングを実現するためにステップ制御機能を備えたCVTも存在するほか、変速領域を大きく取れない場合に有効な副変速機付きのCVTも登場しています。

 それではここでクイズです。

 CVTを搭載した世界初の量産車が、スバルから1987年に発売されました。そのクルマの名前は次のうちどれでしょうか。

【1】ジャスティ

【2】レオーネ

【3】プレオ

【4】R2

※ ※ ※

 正解は【1】の「ジャスティ」です。

 初代ジャスティは1984年に発売され、3年後の1987年にCVTを搭載した仕様を追加。スバルは「世界初のスーパーオートマチック」としてCVTをアピールしました。

 当初は小型車向けのトランスミッションとされていましたが、すでに大排気量車向けのCVTも実用化されており、すっかり身近なトランスミッションとして知られています。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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Writer: くるまのニュース編集部

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