RX-8の再来!? 観音開きドアが復活! マツダ「MX-30」と「CX-30」の違いとは
MX-30は進化した予防安全装備を搭載! その中身とは
MX-30とCX-30に搭載されるパワートレインを比較します。
MX-30は、マツダとして初の組み合わせとなる2リッターガソリンエンジン(スカイアクティブG)にモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム「e-スカイアクティブG」を搭載します。駆動方式は2WDと4WDの2種類が設定され、トランスミッションは6速ATです。
一方、CX-30はパワートレインの豊富さが特徴となり、2リッターガソリンエンジン、1.8リッターディーゼルエンジン(スカイアクティブD)を設定。
さらに、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンのメリットを合わせたマツダ独自のパワートレインとして、2リッターの「スカイアクティブX」をラインナップしています。
CX-30のスカイアクティブXはマイルドハイブリッドを搭載している点のみMX-30と共通するものの、組み合わされるエンジンが世界初の火花点火制御圧縮着火「SPCCI」を採用したスカイアクティブXという革新的なエンジンとなるため、通常の2リッターガソリンのMX-30とは異なります。
CX-30の駆動方式は2WDと4WDの2種類が選択でき、トランスミッションは6速ATに加えスカイアクティブGとスカイアクティブXで6速MTを選択可能です。
最後に、近年ユーザーから注目度が高い予防安全装備について見ると、MX-30にはCX-30にない装備として進化した「スマートブレーキサポート」「ロードキープアシスト機能」、そして「側方危険回避アシスト機能」が搭載されています。
MX-30に搭載される衝突被害軽減ブレーキ「スマートブレーキサポート」は、交差点での右折時に、対向車線を直進するクルマを検知する右直事故回避アシスト機能が新たに搭載されたのがポイントです。
ロードキープアシスト機能は、約60km/h以上で走行中、フォワードセンシングカメラで芝生や縁石などを検知。ステアリング操作をアシストして路外への逸脱回避をサポートします。
CX-30にも白線からの逸脱回避をサポートする類似機能はありますが、MX-30は白線に加えて芝生や縁石も検知します。
側方危険回避アシスト機能は、約60km/h以上で走行中、後方から接近するクルマと衝突の危険がある状態で車線変更の操舵をおこなうと、ドライバーへ警告するだけでなく、衝突回避のステアリングアシストもおこなうという機能です。
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両車の車両価格(消費税込、以下同様)は、MX-30が242万円から265万6500円、CX-30が239万2500円から371万3600円です。
新たに登場したMX-30は、これまでのマツダSUVとは異なる新たな次元のデザインや、「フリースタイルドア」採用による独自の使い勝手、そして進化した安全装備を求めるユーザーにとっては、とくに魅力的な存在となるでしょう。
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