爆売れ確実!? 日産新型「エクストレイル」の価格は? e-POWERは「キックス」にチョイ足し? 価格を大胆予想!
次期型エクストレイルの性能や価格はどうなる?
新型ローグが2020年10月末に北米市場で発売されることにより、次期型エクストレイルの発売も近づいているといえ、日本での登場は2021年前半と予想されています。
では、日本で発売される次期型エクストレイルはどのような性能・機能かつ価格帯となるのでしょうか。
外観デザインは、新型ローグとほぼ同じデザインが採用されると見られ、現行ローグ(現行エクストレイル)よりも丸みが薄れ、運動性能の高さと高級感を兼ね備えたデザインに変更されています。
フローティングルーフやより大型化したVモーショングリルなど、日産を代表するデザイン要素を進化させるとともに、2段構えのLEDヘッドライト類やU字型のボディサイドハイライトなどにより存在感が増しました。
また、内装では高級SUVのような質感あるデザインや収納スペースの拡大といった基本的な部分は次期型エクストレイルでも採用されるとみて良いでしょう。
また、日産の先進運転支援機能として日本で販売されている現行エクストレイルには「プロパイロット」が採用されています。
プロパイロットとは、単調な「渋滞走行」と長時間の「巡航走行」といった高速道路で負担を感じる場面で、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作をクルマがサポートすることで、ドライバーの負担を軽減する機能です。
一方の新型ローグには、新開発の「プロパイロット アシスト ウィズ ナビ-リンク」を採用。次世代レーダー技術とカメラ技術を用いて、よりスムーズなブレーキング、ステアリングアシストのフィーリングの向上、他車が車線に割り込んできた際の検知性能の向上などを実現。
これにより、混雑した通勤時や高速道路での長時間のドライブなどのストレスを軽減するアシストを提供するほか、プロパイロット アシストとナビゲーションマップデータを連動させることで、高速道路のカーブやジャンクションに合わせて車速を積極的に最適化したり、高速道路の出口での減速を支援したりすることができます。
新型エクストレイルでも、現行モデルよりも進化した最新バージョンの先進運転支援機能が搭載されると考えられます。
そして、一番気になるのが次期型エクストレイルの価格帯です。現行モデルは、ガソリン車は「20S(2列・4WD)」の248万2700円から「20Xi レザーエディション(2列・4WD)」の350万3500円。
ハイブリッド車は、「20S HYBRID(2列・4WD)」の288万2000円から「20Xi HYBRID レザーエディション(2列・4WD)」の375万6500円です。
新型ローグのガソリン車が現行ローグやエクストレイルとほぼ変わらないことから、ガソリン車に関しては大きな価格変更はなさそうですが、ハイブリッド車に関しては日産が誇る電動パワートレインのe-POWERを搭載する可能性が高いといえます。
現在、日本ではコンパクトカー「ノート」、コンパクトSUV「キックス」、ミニバン「セレナ」にそれぞれの特性に合わせたe-POWERが搭載されていますが、2020年末には次期型「ノート」が登場するとされており、そこで搭載されるe-POWERは大きく進化した性能を発揮するとされています。
そして、次期型エクストレイルにも新しいe-POWERが搭載される可能性は高いといえ、これまでのハイブリッド車の価格帯を上回るかもしれません。
なお、ノートのガソリン車(X)の155万2100円とe-POWER車(e-POWER X)の205万9200円の価格差が約50万円です。
セレナでは現在ガソリン車が廃止されており、S-HYBRID車(X)の257万6200円とe-POWER車(e-POWER X)の299万7500円の価格差が約42万円となります。
これらを参考にすると、新型ローグのガソリン車が約270万円に設定されることから、日本で次期型エクストレイルにe-POWERを搭載した場合には約320万円からと予想できます。
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