究極の働くくるま「ウニモグ」は災害時に心強い味方

究極のオフローダーは、ソルジャータクシーだった!?

 搭載されるエンジンは5998ccの直列4気筒ディーゼル・ターボインタークーラーだ。最高出力は214psで、これに前進8速、後進8速のトランスミッションを組み合わせる。

●1998 メルセデス・ベンツ「ウニモグU1550L」

究極のオフローダーの走りを楽しみたいのならば、ウニモグは世界でもトップに君臨するモデルだ(C)2020 Courtesy of RM Sotheby's
究極のオフローダーの走りを楽しみたいのならば、ウニモグは世界でもトップに君臨するモデルだ(C)2020 Courtesy of RM Sotheby's

 とても最高速など期待できないボディの大きさとフォルムであるが、当時のデータによれば、最高速はジャスト100km/h。兵士などを運ぶタクシーとしては大活躍した1台だったらしい。

 1990年にはディスクブレーキの採用など、その装備内容もさらに充実することになった。

 ウニモグか「Gクラス」か。このような選択はけして現実的なものではないだろう。

 しかし、究極のオフローダーの走りを楽しみたいのならば、ウニモグは世界でもトップに君臨するモデルであることは確かだ。

 はたしてRMサザビーズのオークションでは、どのような人物が落札したのだろうか。アメリカの田舎町なら、いくらでもこのウニモグで遊ぶことのできる環境はあるはずである。

 参考までにRMサザビーズが提示したエスティメート(予想落札価格)は15万−17万ドル(邦貨換算約1400万円−1600万円)。オリーブグリーンのボディカラーがいかにも軍用車然とした佇まいのウニモグ。

 いま流行のアウトドアやキャンプには少しハードすぎるが、サバイバルゲームなどを楽しむ大人の趣味人にはもってこいの1台である。

 また、台風などの災害時におけるボランティア活動など、多岐にわたって活躍できる1台であろう。

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