新型フェアレディZとアリアが再起の鍵? ピンチの日産を救う2台の役目とは
2020年は、日産が巨額の赤字を出したことが大きなニュースとして報じられました。一方、電気自動車「アリア」とスポーツカー「フェアレディZ」が2021年中頃に登場することも赤字同様にさまざまなメディアで報じています。今後の日産を占う2台のモデルには、どのような役目があるのでしょうか。
日産は本当にピンチ? 鍵を握るのはZとアリアか
「日産は破綻するかもしれない」と思っている人が少なくないと思う。
実際、2019年度決算を見ると新型コロナの影響無しにもかかわらず6700億円という巨額の赤字を出しています。
アライアンスを組むルノーと三菱自動車だって日産に勝るとも劣らない赤字決算で、絶体絶命というイメージすら漂う。ところが日産社内の雰囲気は悪くないという。
なぜか。おそらく復活に向け希望の持てるロードマップなどが出来ているのだと思います。
今を凌げば何とかなるということで、確かに私達のような自動車専門家から見ても、20年前は絶望的だったが、現在の日産は魅力的な新車群を持っています。
だからこそ日本政策投資銀行が日産への融資(1800億円)を決めた際、日本政府は1300億円の保証をしたのかもしれません。
その日産、当然ながらすぐに発売出来るクルマを持っていない。一方、可及的速やかに新しさを打ち出さないと、全体のムードは盛り上がらないです。
急遽考えたのが、電気自動車「アリア」とスポーツカー「フェアレディZ」なのでした。
考えて欲しい。どちらも発売は2021年の夏以降とアナウンスされてます。普通ならこんな早いタイミングでのお披露目など考えられません。
鋭い人なら「デジャヴみたいですね」。日本語で書けば既視感です。
20年前、ゴーン体制になった日産は、リバイバルプランで縮小均衡策をおこなった。
同時並行で「GT-R」とフェアレディZという「走り」のクルマを復活させ、さらに電気自動車という新しいタネをまいている。
実際、10年前の日産で話題の主役だったのはGT-Rと「リーフ」でした。
そして今回はフェアレディZとアリアです。
再び走りと環境というまったく違うタイプのクルマを日産のイメージとして打ち出してきたから面白い。
ふたつの路線、どちらが日産復興の原動力になるだろうか。
発表したときの反応を見ると、圧倒的にフェアレディZ優勢。ネットのアクセス数などでスコアを付けるなら10対1くらいになると思う。
クルマ離れの時代といわれながらも、やはりカッコ良いスポーツカーの人気が高いということなのでしょう。
10年前の「GT-R vs リーフ」、話題性では環境のリーフが優勢でした。時代が変わったのか。今や日産の復興はフェアレディZに掛かっているという声も内外から出てます。
フェアレディZを切り込み隊長に、「シルビア」など走り優先の戦略を取るべきか。
確かに日産のDNAは何かと聞かれたら、どんな車種であっても高い走行性能を期待する声が出てきます。
フェアレディZのようなスポーツカーであり、「スカイライン」的な走りの良い乗用車です。
サファリラリーで大暴れした「ブルーバード」や、いち早くターボを採用した「セドリック」も優れた性能をアピールしていました。
リーフの販売台数が伸び悩んだのは、環境を前面に打ち出したからであり、日産らしさを感じさせられなかったからだと考えます。
もう少し「楽しさ」というクルマの奥行きを訴求出来ていたら、違った答えになっていました。
アリアも走る楽しさをしっかり持っていれば(それをアピールすることも重要)、きっと日産らしいクルマになると思います。
スポーツカーの時代ではないでしょう。売れないと思います。デザインについて、フーガ同様、表情が硬い。真四角なグリルは感心しません。
ほんとこの人は記事書く際に勉強が足りない。
この秋にはノートがフルモデルチェンジすることを知らんのか。
日産の社員があまり気落ちしていないとすれば、量販が期待できる新型ノートが控えているからだろう。
まあ勉強が足りんのはこの人だけでなくほとんど自動車ライターと新聞記者にも言えることだけど。
結局自動車産業にぶら下がって食っているとの印象が否めない。
と、ライターでも自動車評論家でもない
ど素人が怒ってます。(笑)
国沢が関わるとロクな事にならない。
こりゃ日産潰れるだろう。
全力で頑張ってください。ずっと日産ファン❗
ネットでの人気と売れるのは別だから。国沢氏、スープラの時も大人気と煽ってたけど、実際は・・・。
自動車評論家全般に、ちょっと、ずれてるなと思うときがある。
色々個性的なデザインに変更できるようにニッサンに望みます。