マツダSUV王国は盤石か? 5m超え巨大モデルも存在!? 多彩な大中小SUVの違いとは
SUVラインナップの拡張に注力するマツダですが、アメリカで販売するSUVには全長5m超えのモデルも存在するなど、なかには海外専売モデルも存在します。その一方でコンパクトSUVもラインナップに残していますが、いったいマツダにはどのようなSUVが存在するのでしょうか。
じつは複数存在する! マツダの海外専売SUV
マツダは2018年の「プレマシー」生産終了により、ミニバン市場から撤退しましたが、その一方でSUVに注力し、日本市場では4車種ものSUVをラインナップしています。
そして、海外市場においてもSUVを多数展開し、なかには全長5m超えのモデルもあるといいます。いったい、ボディサイズごとにどのようなSUVがあるのでしょうか。
マツダのSUVラインナップにおいて最小となるのが、「CX-3」です。
ボディサイズは全長4275mm×全幅1765mm×全高1550mmで、プラットフォームは同社のコンパクトカー「マツダ2」と共通です。
搭載されるエンジンは、1.8リッターディーゼルターボと2リッターガソリン、そして1.5リッターガソリンです。
ディーゼルエンジンは、発売当初の2015年は1.5リッターでしたが、2018年の改良で1.8リッターに排気量が拡大され、より余裕のある走りを得ました。6速ATと6速MTのいずれかが組み合わされ、駆動方式はFFと4WDが設定されています。
そして、CX-3よりひとまわり大きなSUVとして設定されているのが、マツダCX-30です。
CX-30のボディサイズは全長4395mm×全幅1795mm×全高1540mmで、使用されるプラットフォームも、マツダ2より大きな「マツダ3」と共通のものとなります。
2019年に発売されたCX-30は、日本自動車販売協会連合会が発表する2020年1月から6月までの販売台数が、マツダの登録車で最多となり、国内市場において同社の販売をけん引しています。
また、2020年秋にはあらたに「MX-30」というSUVも国内導入されます。
CX-30に近いボディサイズながら、両側観音開きのドアを採用した個性的なスタイルが特徴で、かつ2020年度中にリース販売を予定しているEV仕様の存在も明らかになっています(2020年秋に国内導入されるモデルはマイルドハイブリッド仕様を予定)。
MX-30はマツダの電動化戦略において、象徴的な存在になることが期待されます。
また、中国専売モデルとして「CX-4」というSUVも存在します。
ボディサイズは全長4637mm×全幅1855mm×全高1524mmで、CX-30やMX-30よりも全長や全幅は大きいですが、全高は低く抑えられていて、伸びやかなプロポーションが特徴的です。
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一方、マツダのSUVのなかで最大となるのが「CX-9」です。日本には導入されておらず、北米市場で販売されています。
ボディサイズは、全長5065mm×全幅1969mm×全高1717mmと、大柄で、もし日本市場された場合はラージサイズSUVに分類されますが、北米ではミドルサイズに分類されています。
3列シートを採用し、2列目シートがキャプテンシート6人乗りとベンチシートの7人乗りを用意。多人数乗車にも対応しています。
搭載されるエンジンはCX-9の2.5リッターガソリンターボで、トランスミッションは6速AT、駆動方式はFFと4WDを用意しています。
日本市場でマツダSUVとしてフラッグシップモデルとなる「CX-8」は、プラットフォームがCX-9と共通で、CX-9の短縮版がCX-8といえます。
CX-8のボディサイズは全長4900mm×全幅1840mm×全高1730mm。3列シートを採用し、6人乗りと7人乗りがラインナップされている点は共通となります。
ミニバンが廃止されたマツダにとって、3列シートSUVはファミリー層のユーザーに対する受け皿になっているともいえそうです。
新型ランドクルーザー200についても、お願いします_(._.)_
>最高出力140馬力・最大トルク450Nmの2.2リッターディーゼルターボだけでなく、最高出力169馬力・最大トルク420Nmの2.5リッターガソリンターボの設定もあり
ここ、馬力とkw間違ってますよ。くるまのニュースを名乗るサイトにしてはあるまじき間違い。
つっこみ 様
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました。
そんな王国すぐに崩壊する。
地獄になるだろう。