いまや軽自動車は世界で人気!? 日本勢に立ちはだかる Aセグメントモデルとは

海外でマニアから支持されている軽自動車も

 軽自動車の代わりに世界中で展開されるAセグメントモデルですが、一方では欧州や北米でも、軽自動車がファンを獲得している例もいくつか存在します。

 ダイハツの初代「コペン」も、電動リトラクタブル・ハードトップを標準装備したコンパクトなオープンカーという個性が海外の注目を集め、2003年からイギリスやオーストラリアへ輸出。当初は660ccのままでしたが、2005年には海外のみ1.3リッターエンジンを搭載した仕様が登場しました。

 また、欧州や北米の中古車市場ではいわゆる「ABC」、マツダ「AZ-1」、ホンダ「ビート」、スズキ「カプチーノ」が近年、大いに人気を集めています。

ホンダ「ビート」が海外で人気に!? 小さくても凄いクルマに世界が夢中!
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 アメリカの場合、国内で販売されなかった車種は基本的に公道を走ることができないのですが、製造から25年たつとクラシックカー扱いになって走れるようになります(通称25年ルール)。

 1990年代初頭にデビューしたこれらのクルマが、近年、アメリカのエンスージアストによって輸入されているというわけです。

 また、ピックアップトラックが愛されている北米では、日本の軽トラもマニアに人気だといい、今では軽トラ中古車専門のショップや輸入業者も存在しています。

 現行車種のホンダ「S660」も、海外で販売されてはいませんが、気になるカーマニアは多いようで、たまに海外のコレクターが個人で地元に持ち込んでいる例もあるようです。

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 軽自動車を活用してアウトドアやレジャーをカッコよく楽しんだり、スポーティに乗りこなす姿をネットを通じて世界に発信していけば、いずれは海外からも「欲しい!」という声が挙がるかもしれません。

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