CR-Vの兄貴分!? ホンダ新型「パスポート」発売! 2021年モデルは標準機能を拡大へ
北米市場でホンダが展開しているSUV「パスポート」が2021年モデルとなり、2020年9月11日に発売されました。日本未発売のパスポートに加わった機能とはどのようなものなのでしょうか。
ホンダ新型「パスポート」、2021年モデルは何が変わった?
ホンダ北米法人は、同市場向けの「パスポート」の2021年モデルを2020年9月11日(現地時間)に発売しました。どのような部分が新しくなったのでしょうか。
現在、ホンダが日本市場でラインナップしているSUVは、コンパクトサイズ「ヴェゼル」とミドルサイズの「CR-V」の2車種ですが、北米市場ではCR-Vよりも大きな「パスポート」と「パイロット」がラインナップされています。
現行モデルとなる3代目パスポートは、2018年に開催されたロサンゼルスモーターショーにおいてフルモデルチェンジ。
より力強い走りと幅広いパーソナルユースに対応した5人乗りのミドルサイズSUVに進化しています。
一般道での洗練された走りと、オフロードでの高い走破性を両立させるとともに、クラストップのゆとりある室内空間を実現しました。
ボディサイズは、全長約4838mm×全幅約1996mm×全高約1818mm-約1833mm、最低地上高190mm-205mmです。
外観デザインでは、マットブラック(つや消し黒)のグリルやバンパーによりスポーティさとタフさを演出。
LEDデイタイムライニングライトやヘッドライト、フォグライトなどスタイリッシュなデザインながら昼夜問わず視認性が高くなっています。
内装は、モダンで洗練されたデザインを追求。クラストップの広い居住空間と荷室を実現し、日常はもちろんキャンプなどのレジャーまで、幅広い使い方が可能です。
また、2021年モデルでは新たにApple CarPlayとAndroid Autoとの連携機能が標準装備されました。
安全面では、高い衝突安全性能に加えて、ミリ波レーダーと単眼カメラによる高精度な検知機能を備えた先進安全運転支援システム「ホンダセンシング」を採用。
パワートレインは、最大出力280馬力の3.5リッターV型6気筒エンジンと9速ATを組み合わせています。
さらに、路面状況に合わせて前後輪の駆動力配分を緻密に電子制御する四輪駆動システム「i-VTM4」と、砂地、泥道、雪上など各シーンに最適化した4つの走行モードを切り替え可能な「インテリジェント・トラクション・マネージメント」を組み合わせることで、さまざまな状況下で高い走破性と走行安定性を発揮。
パスポート 2021年モデルの北米市場での価格は、エントリーグレードの「スポーツ(約346万円)」から最上級グレードの「エリート(約467万円)」となっています。
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