【SUV比較】どれが広いの? ヤリスクロス・キックス・ヴェゼルの荷室チェック!
ライバルキックス&ヴェゼルの広さや使い勝手は?
ライバルとなる同クラスのキックスやヴェゼルの広さや使い勝手はどうなのでしょうか。
キックスは、室内長1920mm×室内幅1420mm×室内高1250mmの室内空間に、荷室長900mm×荷室幅1270mm×荷室高855mmのトランク容量423リットルというクラストップレベルの大容量を誇るラゲッジルームを備えています。
通常時で、大型のスーツケースなら2個、9インチのゴルフバッグなら3個まで積載でき、6:4分割可倒式のリアシートをアレンジすることで、サーフボードなどの長尺物の積み込みも可能です。
日産の販売店スタッフによると、「積み方を工夫すれば通常時でも、Mサイズのスーツケースであれば4個は積めます。リアシートを全て倒した状態のとき、リアシート部分は少し浮いて段差になってしまうので、リア部分の高さが少し低くなってしまいますが、ロードバイクでも倒せば2台は積むことができます」といいます。
また、キックスのラゲッジルームには、外から荷物が見えないようにする「トノボード」が標準で装備されているのが特徴です。
キックスは、とくに通常時の積載性が高いため、乗員人数が多い時でも多くの荷物を積み込みたい人や荷室空間の保護を重視したい人に向いているモデルといえそうです。
一方のヴェゼルは、空間効率を飛躍的に向上させるホンダの特許技術「センタータンクレイアウト」を採用することで、見た目からは想像もつかないほどの車内空間の広さを実現しています。
室内長1930mm×室内幅1485mm×室内高1265mmの居住空間と、荷室長800mm×荷室幅1180mm×荷室高830mmで容量393リットルです。
ホンダの販売店スタッフによると、「通常時ではゴルフバックは1個、大型キャリーケースも平面で倒して積み上げれば2個は積めます。6:4分割のリアシートの片方を倒して拡張すれば、サーフボードはもちろん、高さがあるのでゴルフバックだと3個は積み上げて載せることができます」とのことです。
さらに、リアシートをすべて倒してスペースを最大まで拡張すれば、ヤリスクロス同様ロードバイク2台の積み込みが可能となっています。
そして、ホンダの特徴でもある「チップアップ機構」がヴェゼルのリアシートにも採用されており、リアシートの座面をはね上げることで、より高さのある積載スペースを生み出せます。
また、左右どちらかの座面だけを跳ね上げれば、座りながら靴を履き替えたり着替えたりなど、車内での作業スペースとしても足元に広さがあり便利な空間を生み出すことが可能です。
ヴェゼルは積載性も十分備えていますが、人が利用する空間としての使い勝手の良さという点では優れた利便性を発揮してくれそうです。
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どのモデルも広い車内空間に高い積載性を備えていますが、それぞれ特徴的な機能を持っています。
それらを把握したうえで、自分の使い方や重視するポイントにあったモデルを検討してみてはいかがでしょうか。
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