アルファードに負けるな! 10年目の「エルグランド」日産高級ミニバンの今
10月以降に仕様変更モデルが登場!販売動向に影響は?
日産の販売店によると、早くて2020年10月以降にエルグランドの仕様変更が控えているため、現行モデルは生産をストップしている状況とのことです。
前出した日産販売店の担当者は、次のように話します。
「現在、エルグランドの取り扱いは止まっており、7月後半の時点で生産もストップしております。
そのため、現在は各店舗でもわずかの在庫となっています。カラーも限られたものしか用意されていないことから、通常よりも大幅な値引きに対応している状態ですが、在庫モデルを狙って購入者が殺到しているような状況でもありません。
非常に限られたなかでの選択肢となってしまうため、購入を検討される人も値段との兼ね合いを考えながら、どこまで妥協できるかがポイントになります」
販売店スタッフによれば、10月以降を予定しているエルグランドの詳しい仕様変更については、現在のところ発表されていないと話します。
ただし、変更内容としては、燃費の表示方法(JC08モードからWLTCモード)やオートヘッドライトなどに関する部分だと見られています。

ライバルとなる現行アルファードは2015年登場し、2017年にはデザイン面などを変更したマイナーチェンジを実施。これにより、ブランド力を向上させ販売台数を大幅に増やしました。
一方、2010年に登場した現行エルグランドは、2014年にマイナーチェンジを実施。デザインを一新するなかで、フロントグリルを大型化したことが話題となりましたが、現在では10年目に突入する長寿モデルとなっています。
次期型エルグランドについて日産の販売店は「2年くらい前にはアライアンスの関係で三菱『デリカD:5』とプラットフォームが共有されるという噂もありましたが、現在ではまったく情報が入ってきていません」と説明。
そのため、当面の間は次期型エルグランドの登場は無いのかもしれません。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

















































