トヨタ新型「ヤリスクロス」とガチライバル? ホンダ「ヴェゼル」とフル装備で小型SUV比較
メーカーオプションフル装備時の車両価格は?
予防安全装備について、ヤリスクロスは右左折時の対向車・歩行者や、夜間の歩行者にも対応し、自転車も検知する衝突被害軽減ブレーキを含む、予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を搭載。
トヨタとして最新の予防安全装備がほぼ標準装備されますが、「アダプティブハイビームシステム」と「ブラインドスポットモニター」、「リヤクロストラフィックオートブレーキ」はメーカーオプションとなります(ヴェゼルには同様の機能の設定はなし)。
なお、ヴェゼルは発売から約7年が経過するモデルなので、安全装備については、2020年8月発売のヤリスクロスより劣ります。
しかし、昼間の車両・歩行者を検知する衝突被害軽減ブレーキを含む「ホンダセンシング」が標準装備され、オプションとして追加で選ぶ形式の安全装備はありません。
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ヤリスクロスの最上級グレードに、装着できるメーカーオプションをすべて選択すると、総額49万2800円分となります。ここに、ディーラーオプションとして定番となるETC車載器とフロアマットを選択すると、装備されるオプションの一覧は次のとおりです。
●メーカーオプション(総額49万2800円)
・有償色:ブラックマイカ×ホワイトパールクリスタルシャイン(7万7000円)
・ステアリングヒーター(1万1000円)
・ルーフレール(3万3000円)
・アクセサリーコンセント AC100V・1500W/1個/非常時給電システム付(4万4000円)
・ハンズフリーパワーバックドア 挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能・予約ロック機能付(7万7000円)
・アダプティブハイビームシステム[AHS](9万9000円)
・LEDリヤフォグランプ(1万1000円)
・トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク(パノラミックビューモニター付)]+ブラインドスポットモニター[BSM]+リヤクロストラフィックオートブレーキ[パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)]+寒冷地仕様(14万800円)
●ディーラーオプション(総額5万7750円)
・フロアマット デラックスタイプ(2万3650円)
・ETC2.0ユニット ビルトイン ボイスタイプ(3万4100円)
以上のオプションを装備したヤリスクロスの「HYBRID Z」4WD仕様の価格は、336万5550円となりました。
一方、ヴェゼルの最上級グレードに装着できるメーカーオプションをすべて選択した総額は44万5500円です。ここにETC車載機(ヴェゼルは標準で装着)とフロアマットを選択すると、ディーラーオプションとあわせて装備されるオプションの一覧は次のようになります。
●メーカーオプション(総額44万5500円)
・有償色:プレミアムクリスタルレッドメタリック(6万500円)
・キルティングレザーシート(7万7000円)
・運転席8ウェイパワーシート+助手席4ウェイパワーシート&ルーフレール(12万1000円)
・Hondaインターナビ+リンクアップフリー(18万7000円)
●ディーラーオプション(総額4万3604円)
・フロアカーペットマット プレミアムタイプ(総額4万3604円)
以上のオプションを装備したヴェゼルの「HYBRID Z・Honda SENSING」4WD仕様の価格は、346万9290円となりました。
安全装備の面では最新モデルのヤリスクロスの方が充実していますが、ヤリスクロスは最上級グレードでも合成皮革+ツィード調ファブリックのみで、本革シートを選べないのに対し、ヴェゼルはオプションで本革シートが選べるなどの優位性が見られました。
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