超絶進化の三菱「ランエボVIII」はデザイン不評!? 完成度を極めた「MR」登場
WRCへ参戦するために誕生した三菱「ランサーエボリューション」は、純国産スポーツモデルとして根強い人気を誇るシリーズです。2016年に「ランエボX」の生産が終了したことで、逆にプレミアムな存在となりつつありますが、今回は、第3世代のなかでも、大幅にデザインが変更された「ランサーエボリューションVIII」を紹介します。
デザインは不評ながら中身は超進化した「ランエボVIII」
コンパクトなセダンに強力なターボエンジンを搭載し、WRC(世界ラリー選手権)で活躍するために誕生した三菱「ランサーエボリューション(ランエボ)」。
今回は、ベース車の変更に伴い第3世代へと進化したなかでも、さまざまな意味で試行錯誤した「ランサーエボリューションVIII」について紹介します。
「ランサーセディア」をベースとして第3世代へと移行した「ランエボ」ですが、ランエボVIIIは2003年に登場しました。
全長4490mm×全幅1770mm×全高1450mm(GSR)というボディサイズはランエボVIIとほぼ同じで、ホイールベースやトレッド、235/45R17というタイヤサイズもランエボVIIと共通です。
ランエボVIIIはシリーズのでは不人気なモデルとされていますが、これはエクステリアのデザインが原因だといわれています。
ダイムラー・クライスラーから移籍したカーデザイナーのオリビエ・ブーレイ氏が、「富士山型」グリルを採用。
「ブーレイ顔」といわれる新たなデザインでは、グリルの開口部が狭められ、さらにボンネット上のエアインレットが廃止されるなど、エンジンの性能に直結する吸気効率や、ラジエーターの冷却能力が低下したと厳しい評価を受けました。
しかしランエボVIII最大の魅力は、さらなる速さを追求した中身の進化だといえます。
コーナリング時の旋回性能を引き上げる「AYC(アクティブヨーコントロール)」が、従来型と比較して約2倍のトルク移動量を左右のホイールに振り分ける「スーパーAYC」へと進化し(オプション設定)、驚きの旋回性能を実現しました。
また初代から熟成を続ける4G63型2リッター直列4気筒ターボエンジンは、ターボチャージャーのセッティング変更で最大トルクが40.0kgmまで引き上げられます。
この性能アップを実現するために、アルミ鍛造ピストンと高強度鍛造コンロッドの採用で耐久性を向上。増大したトルクを最大限引き出せるように、トランスミッションは6速MTを採用しました。
ガソリンタンクも48リットルから55リットル(GSR)へと容量がアップしたり、量販車としては世界初となるカーボン繊維強化樹脂製のリアスポイラーを採用するなど、細部にまで手が加えられています。
また、ランエボVIIまでは、WRCのホモロゲーションを取得するために国内専売モデルでしたが、このランエボVIIIから海外へ正式に輸出が開始されました。
エボ8を新車で購入して、現在も所有しています。車が複数台あるので、また38,000kmしか走行距離はありません。三菱からも「これからも大切にして下さい」と言われています。あと15年間は所有出来るのではないかと思っています。世間では人気の無いと言われているエボ8ですが、とても気に入っています。
エボ8MRを新車で購入したけど、1年経たずに降りることになった私から言わせて貰いたいのですが
そのエボ8を頑張って維持して欲しいです。
降りることになった理由は馬鹿らしいのですが当時付き合っていた彼女を両親が気に入らなかったというただそれだけのことでした。
私は現在も独身で、更にエボ8MRも失いましたが、この呪縛に縛られたままです。
好きな車に乗り続けられると言うことはどれだけ素晴らしいことなのか、それらを失った私には想像も出来ません。