「追跡されたらアウト」 GT-RやNSXのド級パトカー 警察車両に採用された凄いヤツら
街中で見たら思わず疑うスズキの激レア車。最近はカムリの凄いヤツも存在?
スバルの代表車「インプレッサ」のうち、「インプレッサWRX STi」は、スバルのモータースポーツ用エンジンや車両開発などを担う「スバルテクニカインターナショナル」の手が入ったモデルで、レースでも充分通用する走行性能が持ち味でした。現在は「WRX」は独立した車種ですが、登場時は2代目インプレッサの1グレードでした。
パトカーとしては、2003年に埼玉県警で採用されています。導入されたのは、2002年にヘッドライト付近のデザインが変更されたマイナーチェンジ後のモデルです。
大型バンパーとエアインテーク、巨大なリアスポイラーやマフラーはSTiのものが装着されたままで、イベントなどに登場した際は水平対向エンジン独特のボクサーサウンドを響かせました。
なお、STi以外のインプレッサでは、地域によってはインプレッサWRXや1.5リッターエンジン搭載モデル、埼玉県警では「WRX S4」を覆面パトカーとして導入しているなど、さまざまなモデルが活躍しているとのことです。
スズキでは、山間部の交番や派出所、駐在所などで「ジムニー」が採用されていることがありますが、なかでも同社が過去に販売していた「キザシ」はいまや目撃したら警察車両といわれるほどの存在となりました。
キザシは2009年7月に米国にて発表。その後2009年10月より日本国内で販売を開始しました。2009年冬以降には北米市場や欧州市場で、2010年からは中国市場で販売されており、世界的に展開するスズキ初のアッパーミドルクラスセダンです。
なお、国内での販売は価格が278万円以上と、当時のスズキのラインナップのなかでは高価だったこともあり、販売は極端に低迷。その後、2015年12月に販売を終了し、約6年間での販売台数は約4000台となりました。
パトカーとしては、主に覆面パトカーとして全国で約900台が導入。しかし、覆面パトカーではあるものの基本的に捜査用車両として使用されるため、取り締まりなどでは使われる機会は稀だといいます。
しかし、その希少性と覆面パトカーとして導入された経緯から「キザシはほとんどが覆面」と警戒されるようになりました。
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全国各地で採用される超ド級な白黒パトカー達。現在では、そのほとんどがイベント時などでのお披露目用だといいます。ほかにも栃木県警ではフォード「マスタング」、新潟県警ではポルシェ「911」など、輸入車も採用された事例があります。
最近ではトヨタ「カムリ」のスポーティ仕様が警視庁に覆面パトカーとして採用されるなど、取り締まりに使用される車両も変化しているようです。
このパトカーが欲しい何が何でも認めてほしい
by新條