ついに「ホンダe」発表! 全車ドアミラーレス 価格451万円からは高い? 2020年10月発売

ホンダeのディスプレイで魚が飼える!?

 先進テクノロジーとして、新型ホンダeは世界初となる5つのスクリーンを水平に配置するワイドビジョンインストルメントパネルを採用。

 中央には12.3インチのスクリーンを2画面並べた「ワイドスクリーン Honda CONNECT ディスプレイ」を設置しました。

魚が飼える!? 最先端かつ居心地がよいホンダeの室内
魚が飼える!? 最先端かつ居心地がよいホンダeの室内

 運転席や助手席でそれぞれの表示を選択できたり、左右のアプリを入れ替えたりなど、自在な操作性を可能にしています。

 面白い機能として、水槽アプリ「Aqualium」があります。画面にタッチすると魚にエサを与えられるなど、これまでのクルマでは体験したことがない、楽しみながら使い勝手を創造できるディスプレイとしました。

 さらに、クラウドAIによって音声認識と情報提供をおこなう「Honda パーソナルアシスト」を搭載。「OK Honda」と呼びかけることで、音声認識により最新かつリアルタイムの情報をオンデマンドに提供します。

 また、語り掛けに対してキャラクターが7つの表情で反応したりするなど、クルマへ愛着がわくような仕掛けも用意されました。

 専用アプリをダウンロードすることで、スマートフォンをデジタルキーとして使用できるとともに、国産車で初めてシステム始動までおこなうことが可能となっています。

 シームレスな乗り降りを可能とするため、キーを近づけると自動でフラッシュアウトハンドルがポップアップし、ドアに触れるだけで開錠されます。

 クルマへ乗り込んでドアを閉めると、乗車したことを検知して自動でシステムが始動し、ドライバーはシートベルト着用後にDレンジボタンを押してアクセルを踏むだけで走行することができます。降りるときも、ドアを閉めると自動的にパワーオフします。

 昼夜天候を問わず安心な視界を確保できるよう、サイド/センターカメラミラーシステムを搭載。世界初の量産車標準装備となるサイドカメラミラーシステムは、170万画素の高精細カメラを採用しました。

 また、カメラで捉えた映像はインストルメントパネル左右に配置した6インチモニターに表示され、従来のドアミラーと違和感なく使用が可能。

 雨天時でも雨が付着したサイドウインドウを通さず、モニターで鮮明な映像を確認することができ、安全運転に貢献します。

 街中の狭い駐車スペースでも安心して駐車できるよう、駐車支援システム「Honda パーキングパイロット」をホンダ車初搭載。

 5つのパターンの駐車/出庫モードに対応し、駐車したい場所を選定してボタンを押すだけで、4つのマルチビューカメラと12個のソナーで駐車枠や空間をクルマが認識し、アクセル・ブレーキ・ハンドルやシフト操作をおこないます。

 建物/家屋に給電するV2H(Vehicle to Home)や、機器などの電源となるV2L(Vehicle to Load)に対応。日常利用だけでなく停電などの際の安心につながります。

 コンパクトEVのパッケージと優れた全方方位衝突安全性能を実現するボディ骨格技術を開発。また先進の安全運転支援システム「ホンダセンシング」を標準装備。

 衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能、後方誤発進抑制機能、近距離衝突軽減ブレーキなどを含みます。

※ ※ ※

 現在のホンダの普通乗用車の前輪駆動の2WDもしくは4WDの設定しかなく、後輪駆動はありません。新型ホンダeは、FRスポーツカーの「S2000」以来の後輪駆動車(RR)となります。

 EVによる環境性能の高さだけではなく、後輪駆動による走りの楽しさを両立する新型ホンダeに注目が集まります。

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