人生最後はプリウス? 初心者からベテランまでを虜に!? 年配層に支持されるワケ
プリウス、後発組に押されるも健闘か
長きにわたって自動車業界を牽引してきたプリウスですが、普通車の新車販売台数ランキングでは、2020年6月は4568台を販売して11位、7月には4654台で14位となっています。
現行の4代目プリウスが発売されたのが2015年12月。以降2016年、2017年、2019年で年間販売台数1位輝いていましたが、ここにきて順位を落としています。

考えられる要因としては、新たなハイブリッド車の登場です。プリウスが過去4年間で年間販売台数1位を唯一逃したのが2018年です。
その年にプリウスより多く販売されたモデルがふたつあり、それが日産「ノート」とトヨタ「アクア」です。
直近となる2020年7月の販売台数上位のトヨタ「ヤリス」「カローラ」やホンダ「フィット」など、似たようなパッケージを備える新たなハイブリッド車が複数ランクインしています。
つまり、2015年に現行モデルへモデルチェンジして7年弱のプリウスから、こうした新型のハイブリッド車へとユーザーが流出しているのです。
数々の新しいハイブリッド車の登場によるプリウスの影響について、トヨタ販売店スタッフは以下のように話しています。
「直近でプリウスの購入を検討されているお客さまは、カローラと悩まれる人が多いです。
カローラは、プリウスより価格が抑えられているうえに、セダンタイプとワゴンタイプをラインナップしているため、選択肢が広いというメリットがあります。
そのほかではフルモデルチェンジ直後ということもあって、ハリアーと比べられる人もいらっしゃいましたが、この2モデルではサイズやボディタイプが異なるため、こちらを比較される人はごく少数です」
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人気の新型ハイブリッド車の登場により、それらのモデルへユーザーが流れたからといって、プリウスが偉大なモデルであることに変わりありません。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。



















































































