日産「セレナe-POWER」はウルサイ? 新型キックスよりエンジン音が気になるワケ

エンジン音だけじゃない!? ヒュイーン音も気になる人がいる?

 エンジン音以外にもe-POWER搭載車では、別の音が気になるユーザーもいるといいます。

 前出の日産販売店スタッフは以下のようにも話しています。

「セレナの車内がうるさいと感じる人は、おそらくe-POWER特有のヒュイーンといったモーター音が気になるのではないでしょうか。あるいは発進の際に生じる音のことを仰っているのかもしれません。

 セレナe-POWERが発進する際、エンジンの回転数は大体2000rpmに達します。これにより走り出しがスムーズになるのですが、走行時より発進する時の音が気になるという人もいらっしゃいます」

セレナe-POWERに搭載される「マナーモード(左)」と「チャージモード(右)」
セレナe-POWERに搭載される「マナーモード(左)」と「チャージモード(右)」

 エンジン音に関してはさまざまな意見があるものの、セレナには「マナーモード」と「チャージモード」というふたつのスイッチが設定されています。
 
 マナーモード時には、エンジンの始動を極力抑えて走行することができ、日産は「バッテリー電力だけで走行するので、早朝や深夜の住宅街など、静かに走行したいときに使用するモードです」と説明。

 一方のチャージモードは、強制的にエンジンを始動し、リチウムイオンバッテリーの充電をおこなうもので、日産は「マナーモードによる走行距離を長くしたいとき、あらかじめリチウムイオンバッテリーを充電するモードです」といいます。

 そのため、当初からほかのe-POWER搭載車よりもエンジン音を気にするユーザーに対した配慮が施されていたようです。

 このような細かな配慮もセレナが売れている要因のひとつといえます。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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