台風が多発する夏のドライブに注意! 風雨のなかやむなく運転する際に気をつける事とは?

ようやく梅雨も明け、8月に入ってから夏らしい暑さが訪れていますが、8月から9月にかけては台風が発生しやすい季節でもあります。台風が接近しているときには、そもそも外出自体を控えることが望ましいのですが、仕事などの事情でやむを得ず運転をしなければいけない場合は、どんなことに注意すればよいのでしょうか。

台風時の運転は基本が命!

 2020年は梅雨明けが遅く、8月に入ってからようやく夏らしい暑さが訪れていますが、8月から9月にかけては台風が発生しやすい季節でもあります。

 気象庁によると、年間に上陸する台風のうちのほとんどが8月と9月で、過去5年間でみれば最低でも半分が、2016年にいたってはすべての台風がこの時期に上陸したと記録されています。

台風被害のイメージ
台風被害のイメージ

 平年より多くの台風が上陸し、広範囲に渡る豪雨被害が発生した2019年に比べ、2020年は台風発生数自体が少なく落ち着いていましたが、8月に入ってから発生するペースが上がっており、これからさらなる台風が日本列島を襲うと予想されます。

 台風が接近した際は大雨や強風によって危険な状態に陥ることもあるため、そもそも外出自体を控えることが大前提ですが、仕事などの事情でやむを得ず運転をしなければいけない人もいるでしょう。

 そこで、今回は台風接近中に運転をする際の注意点を紹介します。

 まずひとつ目は、低速で運転をすることです。

 台風接近時の運転は、大雨により視界が悪くなったり、強風にあおられる、突然飛来物が飛んでくるなど、事故や横転のリスクが高まります。

 それらの危険を回避するためにも、通常よりも速度を落として慎重に運転することが原則となります。

 また、雨の日はスリップが起こりやすく、ハンドリング操作やブレーキが効かなくなる可能性もあります。このアクシデントを回避する為にも、スピードを出さず、速度を落とした運転が大切です。

 次に、普段以上に車間距離をとることも大切です。前述したように、台風接近時は大雨や強風による危険性が高まり、自分以外のクルマも台風の影響でいつも以上に動きを予測しにくい状況となります。

 大雨で視界が悪いうえ、前方のクルマがいつ急ブレーキを踏むかも分かりません。

 さらに、雨の日など路面状況が悪い場合、ブレーキを踏んでからクルマが停止するまでの制動距離が予想以上に伸びてしまうことも起こり得ます。

 とっさの時に事故を回避できるよう、いつも以上に車間距離をあけ、慎重な運転を心がけましょう。

 3つ目は、ハンドルは片手ではなく、両手でしっかりと握って運転することです。

 台風など強風のなかを運転する際は、片手ハンドルで運転をしていると、風にあおられたときにハンドルが取られてしまうので、両手でしっかりとハンドルを持って運転することがベスト。

 強風時に限らず、普段の運転でも片手ハンドルは、とっさのときにハンドル操作がおこなえず、事故に繋がりかねません。

 普段から両手でハンドルを持ち、安全運転を心がけましょう。

 なお、JAFが推奨する適切な手の位置や持ち方は、時計の針が「9時15分」を指す位置が基本です。

 背丈や手の長さといった個人の体型や身体の動かし方によっては、9時15分から10時10分の間を目安に、握りやすい位置を調整してください。

 また、もし強風にあおられてハンドルを取られてしまっても、体感ほどクルマが流されていることはあまりありません。

 急ハンドルはかえって危険を誘発してしまうため、慌ててハンドルを切ることは控えましょう。

 4つ目は、昼間でもライトを点灯して存在をアピールすることです。

 台風など大雨の時は、いくらワイパーを動かしても、降り注ぐ大量の雨や対向車が巻き上げる水しぶきで視界が悪くなり、前方のクルマとの車間距離が分からなくなったり、車線が見えず、対抗車線にはみ出してしまう危険性があります。

 そのため、時間帯を問わず昼間でもヘッドライトやリアフォグランプを点灯し、対向車や後方車に自車の存在を知らせ、衝突事故や追突事故を防ぐことが大切です。

 事前に、自身のクルマにリアフォグランプが装着されているかどうかや、点灯方法を確認しておきましょう。

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