87馬力アップの707馬力! ノビテックが手掛けたマクラーレン「GT」の実力はいかに
フェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーを手掛けるドイツのチューナー「ノビテック」が、マクラーレン「GT」をチューンナップした。700psオーバーしたノビテック・マクラーレンGTのチューニングメニューとは。
ノビテックが挑戦するミッドシップのグランド・ツーリングカーの世界
ドイツのチューニング・メーカー、ノビテックから、マクラーレン「GT」をベースとした新作が公開された。
●まずはエアロダイナミクスのリニューアル
ノビテックといえば、グループ内に、フェラーリをチューニング&ドレスアップする「ノビテック・ロッソ」、ランボルギーニやマクラーレンに対応する「ノビテック・トラド」、さらにマセラティ・ブランドの「ノビテック・トライデント」などの部門を擁している。ほかにはロールスロイスやテスラなど、ベースモデルの幅広さと総合チューナーとしての規模は、ドイツでも最大級のものになりつつある。
ノビテックが手掛けたマクラーレンGTは、それまでのグランド・ツーリングカーが採用していたフロントにエンジンをマウントしておらず、V型8気筒ツインターボエンジンをリアミッドシップに搭載している。
それでいて、ふたつのトランクとコックピット内により大きなスペースを確保しており、優れたパフォーマンスを保証する軽量構造等々によって、新たなグランドツーリング・カーの世界を定義したクルマである。ノビテックははたして、それをどう調理するというのか。
ノビテックがまずおこなったのは、ボディのエアロダイナミクスをさらに向上させるためのリニューアルだ。
より美しく、そしてよりスリリングなボディデザインを実現するために、デザイナーとエンジニアはいくつもの案を描き、そして実際に風洞実験によってその効果を証明した。
新たにデザインされたエアロパーツは、もちろんすべてが軽量なカーボン製で、フロントのリップスポイラー、サイドパネル、サイドエアインテーク、リアスポイラー・リップ等々のアイテムで構成されている。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。