今年のお盆渋滞は減少? ウィズコロナで交通量が変化 検挙率の増加にも影響か
混んでいても空いていても、安全運転は忘れずに!
旅行や帰省を控える人が多いと考えられる2020年の夏ですが、だからといって高速道路で渋滞が起こらないということはないようです。
しかし、地方部など局地的に見れば、例年に比べて混雑をしていない高速道路もあるかもしれません。
旅行などレジャーの最中で気持ちが高ぶっており、なおかつ道路がいつにも増して空いていると、ついスピードを出したくなってしまうかもしれません。
また、友人たちと一緒にいると気が大きくなってしまい、周囲のクルマをあおってしまういわゆる「あおり運転」をしてしまうことも考えられます。
ですが、新型コロナウイルスの影響で交通違反の取り締まりが緩和されるということはありません。実際に、緊急事態宣言中には交通量全体は減ったものの、速度超過による違反の割合が増えたという報告もあります。
その背景には、移動式オービスの配備が進んでいることが挙げられます。
2019年時点で37都道府県に配備されており、2020年中には全47都道府県への配備が完了される予定です。
警察庁の発表によると、15km/h未満の比較的軽微な速度違反の検挙件数は、2018年が43件であったのに対し、2019年はすでに340件にのぼっています。これは移動式オービスが活躍している影響といえるでしょう。

自治体によっては県外からの移動自粛を依頼している場合もあるなど、例年通り自由に旅行やレジャーを楽しめない状況のところもあります。
その一方で、例年とは異なる夏休みとなっても、安全運転をおこなわなければならないことには変わらず、感染症対策を徹底していても、交通事故で怪我をしたり命を落としたりしては元も子もありません。
いつもと違う夏だからこそ、いつも以上に安全運転を意識することが重要です。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。














