軽自動車に軽油はNG! なぜ日本は間違えやすい「軽油」と呼ぶのか

実際に入れ間違ってしまった場合どうなるのか

 軽油は乗用車の燃料として使われ始めた歴史が浅いことから、ガソリンスタンドでは昔から使われている軽油という表記のままとなっているようです。

 そのためドライバーは表記の印象に惑わされることなく、自分の運転するクルマの燃料についてしっかりとした知識を持つことが重要ですが、実際に燃料を入れ間違ってしまった場合はどのようなことが起こるのでしょうか。

軽自動車は軽油ではなくレギューラーが基本
軽自動車は軽油ではなくレギューラーが基本

 例えば軽自動車に誤って軽油を入れた場合、最初はガソリンタンク内に残っているガソリンと混ざって燃焼しますが、次第に軽油の比率が増え、不完全燃焼によってパワーが落ちてマフラーから黒煙が出るなどの症状が発生し、最終的にはエンジンが停止します。

 一方、ディーゼルエンジンにレギュラーを入れた場合、レギュラーは軽油よりも潤滑性が低いことや、燃料方式の違いにより、最終的にはエンジンを損傷させる可能性が高くなるのです。

 軽自動車や普通車に搭載されるガソリンエンジンは霧状になった燃料に、スパークプラグと呼ばれる電極が火花を飛ばすことで燃料を燃やしていますが、ディーゼルエンジンは軽油を圧縮して燃焼させています。こうした構造上の違いから、最適な燃料を入れないとエンジントラブルの元となります。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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