AMG史上最強モンスターは4000万円オーバー! AMG 「GTブラックシリーズ」発売開始
メルセデス・ベンツの高性能車部門、メルセデスAMGは2020年7月24日、メルセデスAMG「GTブラックシリーズ」の注文を欧州で開始した。
4リッターV8ツインターボは730ps・800Nmを発生
メルセデス・ベンツの高性能車部門、メルセデスAMGは2020年7月24日、メルセデスAMG「GTブラックシリーズ」の注文を欧州で開始した。
ドイツでの車両価格は33万5240ユーロ(日本円で約4140万円。ドイツ付加価値税16%含む)となる。
AMG GTブラックシリーズは2020年7月15日にワールドプレミアされたスーパースポーツモデルで、AMG史上もっともパワフルなV8量産エンジンを搭載したモデルだ。
フラットクランクシャフトを採用した新しいV型8気筒ツインターボエンジンは、6700rpmから6900rpmで730psの最高出力を発生し、2000rpmから6000rpmで800Nmの最大トルクを発揮する。
これにより、AMG GTブラックシリーズの2ドアバージョンは、0-100km/h加速で3.2秒、0-200km/h加速は9秒未満、そして最高速度は325km/hというパフォーマンスを誇る。
レーシングカー「AMG GT3」や「AMG GT4」との類似性は、視覚的にも技術的にもこれまで以上に強くなっている。
新型AMG GTレーシングカーの、大幅に大型化された冷却エアインテークと同様、モータースポーツから直接派生したもうひとつの特徴は、黒く仕上げられたカーボン表面から作られた2つの大きな排気口を備えた新しいカーボンファイバー製のボンネットだ。
この大きな排気口は、斜めに配置された冷却パックから供給される暖かい空気をエンジンルームの外に排出。この技術により、全体的なダウンフォースが向上しているという。同時に空気抵抗が減少し、エンジン冷却のためのエアマスフローが最適化されている。
リアアクスルの上部と下部のウィッシュボーンのベアリングも、モータースポーツで使用されているものをそのまま使用している。その設計は高負荷がかかってもトーインとキャンバーが変化しないことを意味している。
AMG GTブラックシリーズは、正確なステアリングを可能にし、明確なステアリングフィードバックを提供することで、コーナリング性能も向上させている。
モンスタースーパースポーツといえるAMG GTブラックシリーズだが、日本での発売は未定だ。
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