軽の白ナンバーが選べなくなる!? 東京オリンピックに翻弄された記念ナンバーの現状とは
人気高い「軽の白ナンバー」今後は選択できなくなる?
軽自動車に白ナンバーを装着できるというメリットもあり、オリンピック・パラリンピックの記念ナンバーは軽自動車の申し込み割合が高い結果となっています。
また、同じく軽自動車に白ナンバーの装着が可能となるラグビーワールドカップ2019の特別仕様ナンバープレート(2020年1月交付終了)についても、登録車が3万7540件の申し込みだったのに対し、軽自動車は25万4961件の申し込み数にのぼりました。

しかし、軽自動車で普通車と同じナンバープレートを装着することができる機会は、オリンピック・パラリンピックの記念ナンバーが最後になる可能性があります。
2018年10月から全国41地域の交付を開始した地方版図柄入りナンバープレートでは、軽自動車のプレートデザインには黄色の縁取りがつき、完全な白ナンバーではなくなっています。
この経緯について、国土交通省の担当者は次のように説明します。
「高速道路の料金徴収の際、プレートが白になっても、基本的には分類番号で登録自動車と軽自動車の判別はつきます。
ただ、ひと目でわかるかといったところでは多少意見をいただいたので、地方版ナンバープレートでは黄色の縁取りを入れたという経緯があります。
そのため、今後は白いナンバーにはならない可能性があります」
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今後、オリンピック・パラリンピックの記念ナンバーの申し込み期限が2020年9月から延長されるのか、注目されます。
なお、取り付けた記念ナンバーは大会終了後も、そのナンバーを変更する事由が発生しない限り、廃車するまで使用することができます。
また記念ナンバーの使用終了後は、不正使用防止の穴を開けたうえで記念に保存することも可能です。
Writer: くるまのニュース編集部
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