タイ美人が対策万全でお出迎え!? コロナ禍初の国際モーターショー開催!? 大規模イベントの現状とは

展示ブースの感染対策は? 人気だったのはトヨタのSUV!?

 接触感染を防ぐため、車両の消毒も頻繁に実施。メーカーによっては車両の脇に、まるでスペックボードのようにアルコールジェルやスプレーが用意され、また車内に乗り込んだ人に対して、車外に出たタイミングでアルコールジェルやスプレーを差し出して手指の消毒を促すスタッフを配しているブースもあります。

 実は、コロナ禍で対応を迫られているのは主催者や来場者だけではありません。現地で「プリティ」と呼ばれるコンパニオンやステージモデルの女性にも大きな変化が感じられました。

 フェイスシールドを装着しているのです。とはいえ例年よりは数が少ないように見受けられるとはいえ、この状況においても少なくない数の美しいプリティが会場内にいるのは、タイらしさだと感じます。

 会場を訪れた人によると「昼間の来場者の数は例年の半分にも満たない程度に感じた」とのこと。ただし夕方以降は人が増え、「とくにカローラクロスが注目されているトヨタブースは商談スペース(バンコクモーターショーではクルマを購入できる)で営業スタッフと話し込む人も多かった」といいます。

会場内で人気の高かったトヨタ「カローラクロス」
会場内で人気の高かったトヨタ「カローラクロス」

 今年のバンコクモーターショーは、昨年まで大きめのブースを構えていたGMが年内のタイ撤退をふまえて出展していません。

 また例年、特大サイズのブースを構え人気も高いメルセデス・ベンツも出展を見送ったことを受けて、プレミアムブランドとしてはBMWブースに長く滞在する人が増えたようです。

 さらに、タイは道路を走るクルマの約9割が日本車ですが、GMやメルセデス・ベンツが出展しなかったことで会場内では日本車の存在感がより高まった印象という報告もあります。

 9月には、本来の4月開催から延期となっていた北京モーターショーが開催される予定ですが、はたして、どういった開催となるのか興味深いところです。

 そして1日も早く新型コロナウイルスが終息し、元通りのモーターショーの姿になることを願わずにはいられません。

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Writer: 工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに寄稿している。執筆で心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はマツダ CX-60/ホンダ S660。

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