爆売れが止まらない!? トヨタ「RAV4」はなぜ人気? 値引きも狙える販売動向を聞いてみた!
2020年6月17日にトヨタは「RAV4」の派生車として「RAV4 PHV」を新たに発売しました。ベースとなるRAV4は、2019年4月10日の発売以降好調な売れ行きを見せていますが、直近の販売台数やPHVに対するユーザーの反応はどうでしょうか。
人気グレードは順当、発売から1年経過で値引き狙いも?
トヨタ「RAV4」の現行モデルは、2019年4月より国内での販売を開始した5代目です。街乗りメインの都会派SUVが人気を集めるなか、本格的なオフロード性能を備えたモデルとして、登場後すぐに人気を獲得します。
2019年4月に登場しながらも、同年1月から12月での販売台数は5万3965台を記録したほか、「2019-2020 日本カー・オブ・ザ・イヤー」をトヨタ車で10年ぶりに受賞するなど、いちやくヒット車種に上り詰めました。
そんな名実ともに好調のRAV4ですが、2020年6月17日にはPHVモデルが追加されています。
PHVモデルのグレード展開は、「G」「G”Z”」「BLACK TONE」の3種で、ハイブリッドモデルの「THS II」をベースにしたプラグインハイブリッドシステムである「THS II Plug-in」を採用しています。
また、モーターを高出力化してシステム最高出力を306馬力にしたほか、ハイブリッド燃費ではWLTCモードで22.2km/Lを誇るなど走行性能を大幅に向上させました。
トヨタでは、「プリウスPHV」についで2車種目となるPHVモデルを追加したRAV4シリーズですが、直近の動向はどうでしょうか。
首都圏のトヨタ販売店スタッフは以下のように話します。
「RAV4は、発売から現在まで人気なグレードは変わらず、1番人気は安全装備や内外装が充実した『G』、2番目は機能性とデザイン性でオフロード色の強い『Adventure』です。また、ガソリンとハイブリッド、2WDと4WDはバランス良く売れています。
直近では、ほかの車種同様にコロナの影響で販売は落ち込んでいるものの、問い合わせ件数は多いです。PHVに関する内容に加え、発売から1年以上経過したので、値引きに関する問い合わせが増え始めています」
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もっとも売れている「G」は、トヨタの予防安全装備「Toyota Safety Sense」に加え、「インテリジェントクリアランスソナー」や「リヤクロストラフィックオートブレーキ」が標準装備されているほか、内装では合成皮革シートやパワーシートが採用されており、街乗りユーザーを中心に幅広い客層からの人気を集めています。
また、「Adventure」は、新採用の4WDシステムである「ダイナミックトルクベクタリングAWD」が標準装備されているほか、タイヤやホイールアーチ、フロントマスクのデザインなどがオフロード向けにデザインされており、おもにアウトドアユーザーからの安定した評価を得ているようです。
気になる値引きについては、実際に販売店スタッフは「発売から1年経ったので、柔軟に対応可能となった」と話しています。新車登場から少々熱が冷めた今、タイミングを伺っていたユーザーたちが動き出しているようでした。
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