トヨタ新型カローラクロスはRAV4顔!? カローラシリーズに追加されたSUVの正体は?
新型カローラクロスのパワートレインや燃費は?
新型カローラクロスのパワートレインは、カローラ、カローラツーリングと同様に、1.8リッターガソリンと1.8リッターハイブリッドが設定されています。
なお、カローラ、カローラツーリングおよびハッチバックモデルの「カローラスポーツ」には、1.8リッターガソリン/ハイブリッドのほかに、1.2リッターガソリンターボもラインナップしています。
駆動方式は、新型カローラクロスは2WD(FF)のみの設定ですが、日本のカローラシリーズの駆動方式は2WDのほかに、セダンとワゴンのハイブリッドモデルには電気式4WDシステムの「E-Four」が設定されています。
さらに、カローラスポーツのターボモデルには4WDが設定されるなど、多彩なラインナップが選択できます。
新型カローラクロスのサスペンションは、リアに新型のトーションビーム式を採用し、安定したフラットな走りとともに、快適な乗り心地や静粛性を実現しました。
また、新型カローラクロスのタイヤサイズは前後で異なり、前が215/60R17、後ろが225/50R18。カローラツーリングのタイヤサイズはグレードによって、195/65R15、205/55R16、215/45R17の3タイプが装着されます。
安全装備はカローラシリーズを引き継ぎ、新型カローラクロスのタイ仕様のハイブリッドHighグレードに「トヨタセーフティセンス」を標準装備。タイ仕様のハイブリッドHigh/Midグレードには「ブラインドスポットモニター」「リヤクロストラフィックアラート」を搭載しました。
加えて、ボディの軽量化により、低燃費を実現。タイ仕様のNEDCモード燃費は、ハイブリッドモデルが98g/km、4.3L/100km、ガソリンモデルが150g/km、6.5L/100kmと、ハイブリッド車、ガソリン車ともに、クラストップレベルの環境性能を達成しました。
※ ※ ※
新型カローラクロスは、タイでの発売を皮切りに、今後は順次、導入国を拡大していく予定とされている一方で、日本で発売されるかどうかは現時点では明らかになっていません。
日本で販売されるトヨタのSUVは、小さい順から「ライズ」「C-HR」「ハリアー」「RAV4」「ランドクルーザープラド」「ランドクルーザー」と、サイズも用途もさまざまなモデルがラインナップしています。
そして2020年秋には、コンパクトカー「ヤリス」をベースとしたSUVとして新型「ヤリスクロス」が追加設定される予定です。
新型ヤリスクロスは新型カローラクロスよりも小さなボディサイズで、ライズとC-HRの中間に位置するモデルです。
国内ではこのヤリスクロスが登場することもあり、新型カローラクロスの導入については今後の状況次第ということになるのではないでしょうか。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。