荷物の積み方が予想外過ぎる!? 変わった場所に荷室があるクルマとは
荷室が意外な場所にあったクルマ、昔も存在した?
1970年代のスーパーカーブームで大ヒットしたスポーツカーが、ロータスの「ヨーロッパ」です。漫画「サーキットの狼」の主人公の愛車としても知られています。
現代のスポーツカーのように電子制御部品や快適機能が搭載されているわけではないため、空きスペースは多めです。
ラゲッジスペースは、先述のポルシェ911のように、フロントとリアに配置されています。
フロント側は高さがないものの、手提げカバンほどであれば乗せることができるようです。
特徴的なのは、エンジンルームの後ろ側に配置されたリア側のラゲッジスペースで、こちらは比較的深さがあり、より荷物を乗せる
ただし、ラゲッジスペースのすぐ横がエンジンルームであり、マフラーにも近く遮熱板もないため、熱に弱いものを載せるのには向きません。
また、フロント・リアともに防水性がないため、雨の日に走る用途には一切向かないのも気を付けなければいけません。
晴れの日に楽しめる旧車として、割り切って使用するのがおすすめでしょう。

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近年ではスポーツカーでも一定の実用性が重視されるため、極端にラゲッジスペースが小さいクルマは少ないようです。
ラゲッジスペースをはじめ、それぞれの車種ごとの微妙な違いに注目してみるのも、クルマごとに持つ「性格」を知るカギとなるでしょう。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。















