レクサス新型「LS」世界初公開! AI技術で危険も予知!? 納車後もUPDATE機能で性能向上続ける車に
レクサスは、同ブランドのフラッグシップセダンとなる新型「LS」を2020年7月7日に世界初公開しました。30年以上の歴史を持つLSは、どのような部分が進化したのでしょうか。
レクサス新型「LS」が世界初公開! 2020年冬発売へ
レクサスは、2020年7月7日に新型「LS」を世界初公開しました。日本での発売は、2020年初冬を予定しています。
LSは、1989年に発売され、圧倒的な静粛性と快適性への高い評価でレクサスの礎を築きました。
Chief Branding Officer/Master Driverの豊田章男氏は、歴代LSを「常にイノベーションの精神を貫き、その時代に新たな技術や価値を提供することで変革を起こすクルマ」と位置付けています。
レクサスのフラッグシップモデルとして30年以上に渡り90以上の国・地域で累計約87万台が販売されました。
今回の新型LSは、レクサス独自の乗り味である“Lexus Driving Signature”の深化を目指し、DNAである静粛性と乗り心地の大幅な向上を追求。パワートレインやサスペンションからシート縫い位置などの細部に至るまで徹底的な作りこみを実施。
ガソリン車のLS500では、使用頻度の多い走行領域でのエンジントルクの立ち上がりを向上させ、車両の加速レスポンスを向上。さらにシフトスケジュールを変更し、各ギヤ段で加速できる領域を拡げることで加速時のシフトダウン頻度を低減することにより余裕のある力強い走りを実現しました。
一方ハイブリッド車のLS500hでは、使用頻度の多い走行領域における加速時のバッテリーアシスト量を増加させることで、より余裕のある加速を実現。加えて発進加速時のエンジン最高回転数を低下させ、静粛性を向上させました。
また、最新の高度運転支援技術「Lexus Teammate」を採用することで、乗員に安心感を与える運転支援を実現するうえで必要不可欠な車両の高い基本性能を徹底的に磨き上げるとともに、ディープラーニングを中心としたAI技術も取り入れ、運転中に遭遇しうるさまざまな状況を予測し、対応することを支援します。
凄腕ドライバーの運転操作を取り入れたシステム制御にこだわることで、複雑な道路状況下でも安全性と優れた走行安定性を実現。人の感性に寄り添った安全/安心な移動体験の提供を目指しています。
さらに外観デザインでは、新しい塗装技術によって深い陰影とハイライトを実現した新規外板色の「銀影(ぎんえい)ラスター」を設定しています。
内装ではタッチディスプレイの採用による操作性向上に加え、西陣織と箔など日本の伝統工芸とのコラボレーションにより、細部に至るまでこだわり抜いてレクサスのフラッグシップにふさわしい上質な室内空間を目指しました。
また、シート表皮の縫い位置をより深い位置に変更するとともに、ウレタンパッドに低反発素材を新たに採用。振動吸収と柔らかな座り心地により、さらに快適性を向上させています。
同社のプレジデント・佐藤恒治氏は、次のように話します。
「LSは、フラッグシップとしてイノベーションを追求し、常にお客さまに新しい技術や価値をご提供してまいりました。
今回発表した新型の開発においては、初代から一貫して突き詰めてきた静粛性と乗り心地をさらに進化させ、高度運転支援技術Lexus Teammateの採用により、安全かつ安心なこれまでにない移動体験を目指しました。
ドライバーは、アクセルやブレーキそしてハンドル操作などによる疲労が低減され、より運転に集中できるようになります。
また、クルマとドライバーの関係を熟知した自動車会社だからこそ出来る、凄腕ドライバーが運転しているかのような乗り心地を実現した運転支援と、クルマとドライバーが対話し常にお互いの状況を正しく把握できるHMIが安心をもたらします。
さらに、その開発を突き詰める過程で車両の基本性能も飛躍的に向上し、進化を果たしました。レクサスは、これからも人間中心の考えのもと挑戦を続け、お客さまお一人お一人のライフスタイルを豊かにする体験をお届けしてまいります」
?V8復活かと思いきや!
先代より巨大なくせに車内は先代より狭い
カメラ型のサイドミラーが採用されないってことは、失敗と気付いた?(笑)