究極の迫力フェイス!? 米軍向け新型「ISV」生産開始! 2.8Lディーゼル搭載の9人乗り
GMディフェンスは、アメリカ陸軍向けの新型「ISV」の生産をおこなうと発表しました。今回の契約は2億1430万ドル(日本円換算で約230億円)で、最終的に2065台が納入されます。
新型「ISV」は2.8リッターディーゼルターボ搭載の9人乗り!
ゼネラルモーターズ(以下、GM)の子会社であるGMディフェンスは、アメリカ陸軍向けの新型「ISV」(Infantry Squad Vehicle:歩兵分隊車両の意味)の生産をおこなうと発表しました。
アメリカ軍の隊員に対して迅速な地上移動を提供する新型ISVとは、いったいどんなクルマなのでしょうか。

新型ISVはシボレーのピックアップトラック「コロラドZR2」をベースに開発された、9人の兵士を輸送することができるクルマです。
軍用車両ではあるものの、全体のうち市販部品の活用割合は90%にのぼるとGMディフェンスは説明します。
荒れ地での走破性が十分に確保されている一方、優れた機動性を実現するために車両の軽量化も配慮されており、ヘリコプター「UH-60ブラックホーク」に吊り下げて輸送することも可能です。
搭載されるエンジンは2.8リッターディーゼルターボで、最高出力188馬力を発揮。トランスミッションは6速ATが組み合わされます。
GMディフェンスのデビッド・アルブリットン社長は次のようにコメントします。
「新型ISVは、軍のすべての要求を満たし、それを超えるものになると確信しています。
世界最大級の自動車メーカーである親会社の経験を活かし、アメリカ軍とその同盟国に最高の技術を設計・製造し、提供できることを大変光栄に思っています」
GMディフェンスによると、今回の契約は2億1430万ドル(日本円換算で約230億円)で、最終的に2065台が納入される予定です。
Writer: くるまのニュース編集部
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