なぜホンダ「N-BOX」の人気が続く? 後発軽自動車を抑えて売れ続ける理由とは
N-BOXの人気のグレード、オプションは?
現在のN-BOXは、パワートレインでは「自然吸気/ターボ」、外観デザインが「標準/カスタム」など複数のグレード体系が設定されています。そのなかでも人気のグレードや、オプションについて、ホンダ販売店スタッフは以下のように話します。
「当店でもっとも販売されているグレードは『Custom G・EX ターボ』です。お客さまからはターボの力強さが支持されています。また、外観デザインも好評で、ウインカーの光が横に流れる点に注目される方が多いようです。
また、オプションとしてはほとんどの人が選択されるのが、カーナビとドライブレコーダーです。外観デザインにこだわる人は、ボディコーティングも施されることが多いです」

人気のCustom G・EX ターボは、199万6500円(FF)で、N-BOXのなかでは最上級グレードとなっています。
カーナビの価格は、7インチが10万7800円、8インチのプレミアインターナビが20万9000円。ナビと連動可能なドライブレコーダーは、16GBモデルが3万9600円、32GBが4万2900円です。
また、Customモデルが人気の理由として挙げられるのが、内装デザインの違いもあるようです。通常モデルはベージュがベースのカラーリングとなっているのに対し、Customモデルのインテリアは黒を基調とした上質感のあるデザインとなっている点がユーザーから好評を得ているといいます。
内装の色合いに合わせたボディカラーも設定されており、Customモデルはプレミアムグラマラスブロンズ・パールや、プレミアムベルベットパープル・パールといったシックなカラーを含む全9色、通常モデルではピーチブロッサム・パールやモーニングミストブルー・メタリックを含む全12色を設定。
対称的なカラーをもつ両モデルはそれぞれ、Customは男性ユーザー、通常モデルは女性ユーザーから人気だといいます。
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N-BOXが脚光を浴びるがあまり、今では「軽」に強い自動車メーカーの印象が強くなったホンダ。しかし、カテゴリにかかわらず多くの人気モデルがあると、ホンダ販売店スタッフは話します。
「N-BOXの影に隠れてしまいがちですが、『フィット』や『フリード』、『ステップワゴン』、そして『ヴェゼル』など、幅広いカテゴリの人気モデルを取りそろえています。N- BOXだけでなくこれらのモデルも取りそろえていることがホンダの強みです」
N-BOXがホンダを代表するモデルであることは間違いありません。しかし、販売店スタッフはそのほかのモデルにもユーザーのニーズに合わせた特徴や強みがあると話し、ホンダのクルマづくりに対するこだわりが垣間見えます。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。



















































