日産「キックス」登場で競争激化は必至!? 超絶人気の最新コンパクトSUV5選

現在、世界的に高い人気となっているクルマといえばSUVです。とくにオンロードに特化したクロスオーバータイプが主流で、日本ではコンパクトサイズのモデルがもっとも人気があります。そこで、最新のコンパクトSUVを5車種ピックアップして紹介します。

新型のコンパクトSUVが続々と登場して市場は混迷状態!?

 1994年にトヨタ「RAV4」、1995年にホンダ「CR-V」が発売され、いわゆる「ライトクロカン」として人気を博しました。オンロードの走行を重視したこれらのモデルは、いまではクロスオーバーSUVとして、世界中でヒット中です。

超売れ筋なコンパクトSUVの最新モデルたち
超売れ筋なコンパクトSUVの最新モデルたち

 日本でも比較的コンパクトサイズのクロスオーバーSUVがもっとも人気があり、各メーカーがラインナップしており、近年は続々と新型車が登場。

 そこで、最新のコンパクトSUVを5車種ピックアップして紹介します。

●日産「キックス」

パワートレインはe-POWERのみと新発想のSUV「キックス」
パワートレインはe-POWERのみと新発想のSUV「キックス」

 日産は、新型「キックス」を2020年6月24日に発表しました。発売は同月30日からで、人気モデルがひしめくコンパクトSUV市場へ投入された新型キックスの販売動向に注目が集まっています。

 新型キックス最大の特徴は、これまで同社の「ノート」や「セレナ」で実績のある電動パワートレインの「e-POWER」を採用していることです。

 e-POWERはエンジンで発電してモーターで走行するシリーズハイブリッドで、力強い加速や高い静粛性、そして、アクセルペダルの踏み戻しだけで加速から減速まで意のままにおこなうことができる、新しいドライビングスタイルを実現しています。

 外観デザインは、精悍な「ダブルVモーショングリル」や流行の「フローティングルーフ」によって、力強さとスタイリッシュさを表現。また、躍動感のある先進的なLEDヘッドランプなど、存在感をアピールしています。

 ボディサイズは全長4290mm×全幅1760mm×全高1610mmと、街中でも扱いやすい大きさです。

 また、新型キックスは、クラストップクラスのフロントウィンドウ見開き角と低いウエストラインにより、運転席は開放感ある視界を実現し、大人でもくつろげる広い室内空間を確保。

 搭載されるパワートレインは、発電用エンジンに1.2リッターを搭載し、モーターで前輪を駆動する2WD(FF)です。

 新型キックスでは、e-POWERの最大出力を従来から約20%向上させ、幅広いシーンにおいてパワフルでキビキビした走りを実現しました。

 運転支援システムとして、これまで実績のある「プロパイロット」を全車に標準装備。高速道路での「長距離運転」と「渋滞」という2大ストレスを軽減します。

 新型キックスの価格(消費税込、以下同様)は、「X」グレードが275万9900円、「X ツートーンインテリアエディション」グレードが286万9900円です。

●ダイハツ「ロッキー」

軽量かつコンパクトなボディで人気の「ロッキー」
軽量かつコンパクトなボディで人気の「ロッキー」

 ダイハツ「ロッキー」は、初代モデルが1990年に登場したコンパクトなクロスカントリー4WDでしたが、2019年11月にコンパクトSUVとして2代目が発売されました。

「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」によるパッケージング技術を生かして、コンパクトな5ナンバーサイズながら、広い室内空間と大容量の荷室を確保。

 外観は力強さが感じられるフェイスデザインで、サイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mm、最小回転半径は4.9m(2WD)と、5ナンバー枠に収まり、街中での取り回しも優れています。

 搭載されるエンジンは最高出力98馬力を発揮する1リッター直列3気筒ターボのみで、全車CVTが組み合わされ、燃費は2WDでWLTCモード18.6km/L、4WD車は17.4km/Lです。

 また、4WD車では「ダイナミックトルクコントロール4WD」システムを採用し、安定した走行性能を実現しています。

 ロッキーの価格は「L」(2WD)で170万円5000円から。最上位グレードの「プレミアム」(4WD)でも242万2200円と、かなり戦略的な価格設定です。

●マツダ「CX-30」

量産車世界初となるエンジンを搭載した「CX-30」
量産車世界初となるエンジンを搭載した「CX-30」

 マツダ「CX-30」は2019年に発売され、World Car of the Year2020でトップ3入りを果たした世界水準の新世代コンパクトクロスオーバーSUVで、世界でもっとも権威のあるデザイン賞のひとつである、ドイツのレッド・ドット賞を受賞した、エレガントなスタイルと力強さが融合されたデザインが特徴です。

 ボディサイズは全長4395mm×全幅1795mm×全高1540mmと、同社のSUV「CX-3」と「CX-5」の中間に位置し、市街地でも取り回しやすい全長と、多くの機械式立体駐車場が気軽に使えるサイズです。

 搭載するパワートレインは、最高出力156馬力の2リッター直列4気筒ガソリンと、最高出力116馬力の1.8リッター直列4気筒ディーゼルターボ、そしてガソリンエンジンとディーゼルエンジンの長所を併せ持ち、180馬力を発揮する2リッターの新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」の3種類を用意。

 駆動方式はすべてのエンジンでFF/4WDが選択でき、トランスミッションは6速ATのほかに、SKYACTIV-D以外のエンジンでは6速MTも選択可能です。

 CX-30の価格は、SKYACTIV-G搭載車が239万2500円、SKYACTIV-D搭載車が288万7500円から、そしてSKYACTIV-X搭載車が329万4500円からとなります。

【画像】発売直後の日産「キックス」の詳細画像を網羅! 最新のコンパクトSUVを見る(21枚)

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