超ワル顔のクーペSUV風に大変身! シトロエン新型「C4」登場
仏シトロエンは2020年6月30日、コンパクトハッチバックの「C4」をフルモデルチェンジして発表した。100%ピュアEVの「e-C4」も同時に発表された。
100%ピュア電気自動車「e-C4」も同時発表
仏シトロエンは2020年6月30日、コンパクトハッチバックの「C4」をフルモデルチェンジして発表した。100%ピュアEVの「e-C4」も同時に発表された。
今回のフルモデルチェンジで3代目に進化した新型C4は、クーペSUVのテイストを取り入れたスタイリングに変更。筋肉質でダイナミックなボディになっている。
大径ホイール(690mm)を採用し、ライバルより大きい156mmという最低地上高となる。車高が高くなったことでライバル車よりも高いアイポイント(1220mm)を実現し、運転中の視認性の向上を果たしたという。
ボディサイズは全長4360mm×全幅1800mm×全高1525mm、ホイールベースは2670mmと、従来型に比べて30mm長く、10mm幅広で、35mm背が高くなっている。ホイールベースも60mm長くなっている。
荷室容量も通常時380リッター、最大荷室容量は1250リッターとライバルよりも大きい。
ガソリン/ディーゼルエンジンのほか、100%電気自動車(BEV)の「e-C4」も用意する。
ガソリンエンジン車は1.2リッター直列3気筒ターボの「ピュアテック100」「ピュアテック130」「ピュアテック155」の3種類、ディーゼルエンジン車は「ブルーHDi 110」「ブルーHDi 130」の2種類となる。
BEVのe-C4は、136ps・260Nmを発生するモーターを搭載。400V・50kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、最大航続距離はWLTPモードで350kmとなる。また最高速度は150km/h、0-100km/h加速は9.7秒(スポーツモード)というパフォーマンスを誇る。
シトロエンの「フライングカーペット=空飛ぶ絨毯」と呼ばれる独特な乗り心地も健在だ。C4カクタスやC5エアクロスSUVにも搭載される「プログレッシブ・ハイドロリック・クッション(PHC)」を新型C4にも採用している。
さらに高密度フォームを採用した「アドバンスド・コンフォート・シート」により、長時間ドライブでも最適な快適性を得ているという。
インテリアを見ると、ダッシュボードに直接組み込まれた、世界初の「スマートパッドサポート」が面白い。これはアップル「iPad Air2」とサムスン「Tab A 10.5」の2つのタブレットを安全に固定するものだ。
さらに助手席の前にはクッション付きのスライド式トレイを用意。滑り止めコーティングが施されており、タブレットやその他のものを安全に保持する。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。