パワーを使い切る楽しさを味わいつくす! 100万円台の最新MT車5選

趣味性が強い軽スポーツと輸入コンパクトカー

●ダイハツ「コペン」

爽快なオープンエアモータリングが手軽に楽しめる「コペン ローブ」
爽快なオープンエアモータリングが手軽に楽しめる「コペン ローブ」

 2002年に発売されたダイハツ初代「コペン」は、電動メタルトップを装備した2シーターオープンスポーツとして開発された軽自動車です。

 64馬力の直列4気筒DOHCターボエンジンを搭載したFF車で、手頃な価格からセカンドカーとして人気を博しました。

 現行モデルの2代目は2014年に登場し、「ローブ」「エクスプレイ」「セロ」というコンセプトの異なる3タイプのボディスタイルをラインナップ。各モデルには走行特性が異なるスタンダードと「S」グレードが設定されます。

 また、2019年10月にはTOYOTA GAZOO Racingとの協力によって開発された第4のモデル「コペン GRスポーツ」が追加され、7種類のモデルによって普段使いから本格的なスポーツ走行まで幅広い楽しみ方をドライバーに提供してくれます。

 全グレードに5速MTが設定され、スタンダードモデルの価格は「ローブ」が190万8500円、「エクスプレイ」が188万6500円、「セロ」が196万3500円です。

●ルノー「トゥインゴ」

ホットなモデルではないがMTの楽しさが十分に味わえる「トゥインゴS」
ホットなモデルではないがMTの楽しさが十分に味わえる「トゥインゴS」

 ルノーのFFコンパクトカーといえば1972年に発売された「5(サンク)」から日本でも浸透しましたが、1993年に「トゥインゴ」が登場し、1995年から日本にも正規輸入が始まると、安価な価格と個性的なデザインからヒットします。

 現行モデルは2014年に登場した3代目で、スマート「フォーフォー」と兄弟車となっており、エンジンをリアに搭載するRRの5ドアハッチバックです。

 かつてスポーティな「トゥインゴGT」をラインナップしていましたが、2019年には販売を終え、MTモデルの「トゥインゴ ZEN MT」も消滅。

 しかし、2020年2月にベーシックなグレードとして「トゥインゴS」が発売され、MTモデルが復活しました。

「S」グレードには最高出力73馬力の1リッター直列3気筒DOHC自然吸気エンジンが搭載され、アンダーパワーながらも5速MTとの組み合わせによって、パワーを使い切る楽しさが味わえます。

 トゥインゴSの価格は179万円で、現行モデルの海外ブランド車では100万円台で手に入る唯一のMT車です。

※ ※ ※

 日本では数少ないMT車ですが、比較的安価なモデルにはラインナップされており、選択肢も豊富です。

 むしろ世界的にも貴重な存在なのが、1000万円クラスの高価なMT車で、年々数を減らしています。

 高価なスポーツカーの場合、DCTの方が変速速度など性能的に優れているため、この10年ほどで2ペダルが主流になりました。

 今後、電動化がさらに進むことを考えると、安価なモデルのみでMTは生き残るのかもしれません。

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1件のコメント

  1. MT車最高〰️💖😜
    自分も免許はMTで取得しているのでMTに乗りたいです。特にMAZDAとFORDの共作のLaserの、白、赤で10年diesel仕様の車だった為に当時、長い通勤距離を走っていた自分にとっては最高でした。
    その後、三菱傘下の会社で長年勤めた事でRVR のやはりdiesel仕様の車に13年のりました。そんな思い出が有ります。
    Very Best MT Car😁😁😁

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